【WORLD】プロのようにパットする方法 by デイブ・ストックトン
見て、感じよう
スタンス、ポスチャー、どのくらいヒザを曲げるかなどの的確なアドバイスを求めているのなら、ここを読んでも意味がない。大切なのはアドレスであなたとボールの距離を一定にすることだけだ。そしてボールの真上に目の位置をもってくること。あとは心地よく感じるセットアップをすればいいのだ。ボールの真上に目の位置をもってくれば、ラインを見ることができる。構えが心地よければ、フィーリングに集中できるだろう。私自身、ポスチャーやスタンスはラウンド中も変わる。身体の感じ方によるからだ。しかし目はいつでもボールの真上にあるものだ。
目はいつでもボールの真上
ポスチャーやスタンスを変えてもいいが、目はボールの上から動かないようにすること。
目の間からボールを落とし、アドレスのところにあるボールの上に落ちるようにする。
カップインする場所を決める
ボールをどこからカップインさせたいか決めてラインを読む。曲がるラインならロンが写真でしているように、カップインする場所を決め、ティをカップのエッジに刺す。左から右に曲がるラインなら、ホールの左側がカップインのポイント。右から左に切れるラインならホールの右側がポイントになる。上の写真の場合、パーフェクトなカップインの場所はプレーヤーから見て7時のところだ。ティを目印に練習をしよう。スピードが良ければティをかすめるようにしてカップインさせることができる。
カップに向かって低く
最近、ロリー・マキロイにコーチをしていて参考になることがある。それはストローク中に左手を低くしカップの方に出していること。この感覚をつかむためには、右手を左肩に添え、左腕だけでストロークする練習をしよう(写真)。これをすることで、肩の高さを一定にすることができ、左腕一本でスイングすれば左手首を折り曲げることなくストロークすることができる。
PHOTOGRAPHS BY / J.D. CUBAN
米国ゴルフダイジェスト社提携
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■ デイブ・ストックトン プロフィール
全米プロゴルフ選手権で、1970年と1976年に2度優勝。ストックトンと息子のロン、それにデイブJr.は、フィル・ミケルソン、ロリー・マキロイ、ヤニ・ツェンなどのツアープレーヤーにも指導している。