トップアマのコース攻略

Vol.14 レイク相模カントリークラブ グリーンには微妙なアンジュレーションと計算されたレイアウトなので、ショットの精度が要求されるコース

2013/09/19 15:38

四季折々の草木や渓流を楽しみながら優雅にプレー

コース内には四季折々にゴルファーを楽しませてくれる草木や渓流、滝などがあります。クラブハウスに近いホールはフラットな印象があり、林間コースを思わせるつくり。一方、奥に行くとトリッキーな山岳コースのレイアウトになります。自然の地形を活かしてフィールドを作った感覚ですね。ひとつのコースでありながら、ホールによってさまざまな顔を見せてくれる、ゴルファーを飽きさせないコースです。グリーンには微妙なアンジュレーションがありますが、山梨県のゴルフ場にしては芽がきつくなく、素直な転がりをします。ただし、計算されたレイアウト、グリーン形状なのでショットの精度が要求されます。

レイク相模カントリークラブ
コース設計とは別に造園家を起用して全体に意匠を凝らしただけあって随所に趣きが感じられる。モミ、ケヤキ、白樫の喬木に加えて季節の折々に色彩を添える花木など樹木が豊富で、渓流、滝など水辺の風景にもこと欠かない。大量に土量を移動しているので各ホールはフラットに仕上がっている。アウトは短かめながら落ちついた庭園風、インは距離があってダイナミックなショットが望まれる対比の妙がある。グリーンはアンジュレーションも小さく素直な転がりが計算できる。

距離:3139Y(OUT)、3591Y(IN) Par72
コースレート:71.8
中央自動車道/上野原ICより7km
山梨県上野原市棡原5000

今回のトップアマチュア:遠山幸夫さん

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