愛知美女とゴルフデート／最終話【方言2サム漫遊記】

「楽しかったで♪ また行こまい」の巻

全国各地に出張するリーマンおやじゴルファー五反田 東（ごたんだ・ひがし）氏が、地方美女とラウンドデートを繰り広げる企画。デート相手の岡本桃香（おかもと・ももか）さんとラウンドを終え、ラウンジで待ち合わせ。お風呂上がりの彼女は「きょうは一日、エラかった～」と、名古屋弁全開で登場するのだが……。

「いやぁー、エラかったなぁ～」

岡本桃香、以下 岡）「お待たせしました」

五反田、以下 五）「…いえいえ」

岡）「きょうは一日寒かったので、【エラかったー】」

五）「…エ、エラい？」

岡）「あー、でら【エラかった】ですね」

五）「誰が偉いの？」

岡）「あ、エラかったって、名古屋では、疲れたってことです(笑)」

五）「なーんだ、そうなんだ。たしかに今日はエラかったね」

岡）「エラかった～」

五）「でも名古屋の人って、もっと『みゃー』とか『だぎゃー』とか言うのかと思ってたよ」

岡）「『海老フリャー』とか？」

五）「うん…。海老フリャー、海老フリャー（笑）」

「カットに打っとかんといかんかったのに…」

岡）「私が考えた“ゴルフ早口ことば”を言います！」

五）「え？ ゴルフ早口ことば？？」

岡）「『カットに打っとかんといかんかったのに、あんたがカットに打っとかんかったから、打たんかったんだわ』」

五）「スゴい…。どうやって作ったの？」

岡）「ちょっと名古屋弁を使った早口ことばに、近いものがあって…」

五）「へ～。スゴいね」

岡）「今度はカット打ち、教えてくださいね」

五）「う、うん。また、一緒に行きましょうゴルフ（※さり気なく誘われて超うれしい）」