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馬場咲希のスイングをコーチが解説 「あえて挙げる」修正点とは?

2022/09/15 07:02

【馬場咲希 スイング後方からの連続写真】

全米女子アマ優勝 馬場咲希の体全体を使った大きなスイングを後方連続写真と解説付きで紹介!

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■ 坂詰和久(さかずめ・かずひさ) プロフィール

70年生まれ。新潟県出身。98年、01~03年に片山晋呉のキャディを務める。その後、大山志保横峯さくらなどのコーチやキャディを務めた後、07年から佐伯三貴の専属コーチに。09年に福嶋晃子の専属コーチを務め、10年からアマチュアへのレッスンを開始する。TPI LEVEL2の資格を持ち、数多くのトップジュニア、トップアマを育てる。2022年8月、教え子の馬場咲希が日本人では史上2人目の全米女子アマを制覇した。現在は東京都八王子市にあるHMBゴルフアカデミーのヘッドコーチとして活躍している。

手首は使わず、アドレスでの手首の角度をキープしたままスイングを始動する
胸椎を右に回すことからスイングを開始する
クラブヘッドが右膝の高さに上がるまでは下半身を動かさない
胸を目標の反対側に向けることにより、上と下の捻転差が生まれる
さらに上半身を右に回し、上下の捻転差を大きくする
左膝が右に寄らないことも上下の捻転差を大きくしている一因
ダウンスイングでは、体幹を使って右肩を左足爪先に近づけるように回す意識を持つ
ダウンスイングで正しい動きができていれば、自然と右肘と体の距離は遠くなる
フォロースルーにかけての動きはいたってシンプル。バックスイングで前に出た左膝を伸ばすことで、勝手にコアが回る
フィニッシュでは両手が高い位置に来るのは、練習でメディシンボールを投げ終えたとき時と同じ動き
全身を使ったスイングが、飛距離を生む
右足かかとが浮くことなく、フィッシュまで振り切れれば安定したスイングをできることは間違いない