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アン・シネはシンプルに寄せる!スイング解説(アプローチ編)

2017/07/05 17:00

今週も「ニッポンハムレディスクラシック」出場で注目を集める“セクシー・クイーン”アン・シネドライバー編アイアン編に続き、今回は、グリーン周りのアプローチを堀尾研仁プロコーチが解説する。

(以下、堀尾プロコーチの解説)

アン・シネ選手のアプローチは、とてもシンプルで、基本に忠実なスタイルです。体と腕をロックさせて、パターと同じようにスイングしているので、反復性が高く、ミスが出にくいスイングと言えるでしょう。ポイントは4つです。

■ ポイント1「下半身は使わない」

下半身はほとんど使わず、背骨を軸に、上半身が回転している

■ ポイント2「体と腕を一体化」

ワキを閉めて、肩と腕にできた三角形をフィニッシュまで維持している

■ ポイント3「右手首の角度が変わらない」

アドレスからフォローまで、右手首の角度を変えないことで、フェースが常にスクエアに保たれている

■ ポイント4「腕にゆとりを持たせている」

腕に少しゆとりを持たせて構えることで、よりパッティングに近い感覚で打とうとしている

このようにパターと同じように振ることで、ラインを出しやすいのはもちろん、スピン量が安定するため、距離感を合わせやすいというメリットもあります。アマチュアゴルファーにもぜひ参考にしていただきたいスイングですね。