月のゴルフ代はいくら? お小遣いぶっちゃけ調査2018
景気回復を実感できていますか?
いまや就職戦線は超売り手市場、国内総生産(GDP)は8四半期連続でプラス成長と聞く。ただ、この景気回復の波を我々サラリーマンは実感できていないのが現実。え? 実感できている? できていないのはお前だけ?? そんなバカな… ということで、ゴルファーのフトコロ事情を探るべく、アンケート調査を実施した。
お小遣いの平均額は月4万6056円
Q1:毎月のお小遣いはいくら?
1万円台 3人( 4%)
2万円台 5人( 6%)
3万円台 27人(33%)
4万円台 11人(13%)
5万円台 21人(26%)
6万円台 4人( 5%)
7万円台 9人(11%)
8万円以上 2人( 2%)
今回アンケートにご協力いただいたゴルファーのお小遣い額は、3万円台が一番多く、次に5万円台だった。そして平均額は、4万6056円と判明。4年前にゴルフ練習場で調査した平均額 4万918円と比べると、5000円ほど増えている結果となった。
Q2:毎月のゴルフ代はいくら?
1万円未満 6人( 7%)
1万円台 23人(28%)
2万円台 19人(23%)
3万円台 15人(18%)
4万円台 10人(12%)
5万円台 7人( 9%)
6万円台以上 2人( 3%)
プレーやクラブなどゴルフに費やす平均額は月2万4106円だった。平均的なゴルファーは月のお小遣いの約半分をゴルフ代に回しているということだろうか。この金額を多いと見るか少ないと見るかは、意見の分かれるところ。
Q3:2~3年前と比べてゴルフ代は増えた?
増えた 13人(16%)
減った 11人(13%)
変わらない 58人(71%)
増えたと答えた人のプラス最高額は5万円(以前より5万円増)、逆にマイナス額が一番だったGMさん(67歳)は「昨年定年退職をして、それまで自由に使えていた10万円が0円になった…(10万円減)」と悲しそうに話してくれた。
Q4:ここ最近で一番高価だったゴルフ代は?
1位:中古クラブ 19人
2位:新品クラブ 10人
3位:ウェア 5人
4位:シューズ 4人
5位:バッグ類、高級コースのプレー代 3人
中古クラブが堂々の1位。2位の新品クラブと比べて人数はほぼ倍で、”少しでも安く”という切実な現実が垣間見られる。また5位以下だが、高額な買い物にボール、グローブ、ティといった消耗品を挙げる、涙ぐましい回答も多かった。
Q5:ゴルフ代について家族に相談する?
する 11人(13%)
しない 71人(87%)
最近25万円でアイアンのフルセットを購入したというYさん(58歳)も相談しない派。「奥さんには内緒。宅急便だとバレちゃうから、ネットではなく小売店で買った。安いものだけネットで買ってるよ(笑)」と秘密手段まで教えてくれた。
寂しい結果に… 頑張れリーマンゴルファー
今回のアンケートで分かったことは、ゴルファーのお小遣いは月4万6000円台が相場。その約半分2万4000円をゴルフ代に回し、クラブは中古で我慢。買うときは8割以上が家族に内緒……と、浮かび上がったのは何だか寂しくなるようなゴルファー像だ。
ただ、新生銀行が昨年発表した男性会社員のお小遣いは、月平均3万7428円(2016年比445円減)。これに比べて、今回協力してくれたゴルファーはシニア層が多かったためか、一般会社員よりやや高めという結果に。寂しいような、ホッとしたような、複雑な気持ちになったのは筆者だけではないはずだ。
取材協力/アジア取手カントリー倶楽部