連休明けの心にしみ~る音楽
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グリップで気を付けているのが、左手の握り方です。私は手の甲がちょっと上を向くフックグリップで握っています。フックで握るメリットは多くありますが、ローテーションを抑え、球筋を安定させられるのが一番のメリットだと思っています。
また左右の力感は、「左手を強く」「右手は緩く」を意識しています。特に左手の中指、薬指、小指の3本は強く、10を最大とすれば6割程度の力感で握っています。グリップは人それぞれですが、左手甲が目標を向くようなウィークグリップはオススメできません。ボールをつかまえにくく、スイングが複雑になる傾向がありますから。毎回、同じグリップになるように反復練習をしてください。
また常にアドレスで考えていることは、あまり時間を長くかけないこと。多くを考えず、すぐに打つようにしています。目標を確認するのも一度くらい。何度も目標を確認していると肩のラインが開きやすかったり、右肩が下がってしまったり、良いアドレスができていてもそれを崩す原因となってしまいます。肩が開けばカット打ちに、また右肩が下がれば下から煽ったりとミスを助長してしまいます。
アドレスを見ただけでゴルファーの力量が分かると言われるのに、注意深くアドレスを気にしているアマチュアゴルファーは少ないと感じます。わずか数秒のゴルフスイングですから、毎回正しいセットアップをすることも忘れないでください。
中井美有(なかい・みゆ)
1991年11月5日生まれ、兵庫県神戸市出身。同じ劇団に所属していた友人の影響で9歳でゴルフを始め、両親のすすめで坂田塾へ。大阪学院大学へ進学し、ゴルフ部に入部3年生ではキャプテンも務めた。16年はステップアップツアーを主戦場にレギュラーツアーを目指す
撮影ホール/
妙見富士カントリークラブ
14H Par4(Reg.393y、Back.416y)
距離のある右ドッグレッグのミドルホール。打ち上げのティショットは右の山裾が狙い目。一方やや打ち下ろしとなるセカンドは距離のジャッジがポイントとなる
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