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ホールの直径のもと 歴史

ホールの直径のもと

「カップ」とも呼ばれるゴルフのホールの直径は4.25インチ(108ミリメートル)と定められています。この大きさは考えに考え抜かれて決まったものではなく、ゴルフの黎明期にたまたまホールとして使われたあるものの直径がそのまま採用されているといいます。ではそのあるものとは何でしょう?

あなたの解答
土管

正解

その昔、ホールは適当にシャベルなどで掘られて作られていたため、穴の大きさはホールによって違っていました。しかも当時の習慣ではそのホールを終えると穴から土をひとつまみ取り出して次のホールでのティアップ用の土盛りに使っていた始末。そうなると必然的にホールは次第に深く大きくなり最終的には崩れてしまいます。そこで、あるときその緊急の対策としてそばに転がっていた排水溝用の土管(これの直径がたまたま4.25インチ!)の端を差し込んでホールの代わりとしたのです。これがもとになり正式に鉄製のカップが作られるようになりました。R&Aが「直径4.25インチ」とカップの大きさを規定したのは1891年のことです。

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