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2009/10/21
ご自身でも、今の感じを維持したいと言っていたスイングプレーンは、まったく変える必要はなく、この上ありません。ただ、インパクトでやや開く傾向にあり、それをうまく微調整できないのは、フェースコントロールの勘所を外している、あるいはコレだ!というものを体得していないからです。
このレッスンで何度も繰り返している話ですが、ゴルフクラブは重心設計上開きやすい構造になっているということ。これは、ゴルフ経験の長い人でも、よく分かっていない人が多いんです。分かりやすく言えば、野球のバットやテニスラケットと違って、ゴルフクラブはグリップの延長線上に、打点がないことを、しっかり自覚してください。
テニスラケットのように、グリップの延長線上に打点があるものは、誰でも感覚的にコントロールしやすいものです。しかし、ゴルフクラブは打点がグリップの延長線上から外れていて、しかも重心はフェースよりも後方にあります。このズレをいかに補正するかがポイントです。重心の位置を自分で測定するのは難しいので、まず、フェースから数センチ後方に目安としてシールを貼りましょう。
シールの位置は大体で構いません。要は、打点がシャフト上になく、重心がフェースよりも後方にあることを視認した上で、さらに、左手の親指をシールの方向に向けるのです。とても微妙な違いですが、これによって、打点と重心のズレを補正し、親指の感覚でフェースを直感的にコントロールしやすくなります。ゴルフクラブの開きやすい特性も、抑制しやすくなるんです。
癸生川さんの場合、インパクト時のグリップスピード(グリップ周辺のスピード)は8前後でした。これはボディターンタイプといえます。リストターンタイプの人は、インパクトの前後でグリップのスピードが急激に落ちて、その瞬間手首が返ります。ですが、癸生川さんはこのスピードが落ちていないので、そう判断できるのです。そのタイプを生かすために、手を返さないで、体の回転でショットしましょう。
ヘッドの重心方向に親指を向けると、自然にシャットなテークバックになって、フェースが開きにくくなるため、だんだんとボールが掴まるようになってきます。癸生川さんの場合、ストロンググリップ気味だったので、少しずつスクエアに戻していきましょう。これで、ショットは格段に安定してくるはずです。
「もともと、掴まったボールを打てていたのですが、アップライトだったスイングを、フラット目に変えてから、自分のショットに自信が持てなくなってしまいました。今のスイングプレーンを維持しながら、スライス気味のドライバーを安定させたいですね」
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