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2010/04/14
多くのアベレージゴルファーはアウトサイドイン軌道のスライサーですが、インサイドアウトに振れる上級者に多く見られる悩みが、突然の引っかけ球なんです。スイングを後方から見て、目に付いたのは、アドレスで手の位置が体に近いこと。でも、単純に離せば良いということではありませんよ。
アドレス時の腕の角度は、重力に従って、真下に降りているので問題ありません。しかし、手と体の距離が近く、懐が狭い。懐が狭いと、ダウンスイングからフォローにかけて、腕の通り道が狭まります。すると、腰の回転が浅くなった時、フォローで手の行き場がなくなり、フェースが返りきらず、反射的に手首を返してしまう。それで引っかけてしまうんです。
アドレスで膝を曲げてから前傾姿勢を作ると、骨盤が寝たような状態になり、腰の入り方が甘くなります。そして、グリップと体の距離が縮まり、懐が狭くなってしまうんです。アドレスの姿勢を作る順番は、まず膝を曲げずに真っ直ぐ立って、そこから腰だけを折って前傾します。
膝を伸ばした状態で、前傾しながら、腰を入れます。つまり、足の付け根を中心にして、骨盤を前に傾ける感じです。大腿部の裏側が伸びて、張ったように感じるはずです。そして、その張りを保ちながら、軽く膝を曲げていくんです。これで、懐を広くすることができます。
正しい前傾姿勢では、大腿部の後ろの張りとともに、腰から背筋にかけても、少しそるような感じでテンションがかかります。この姿勢によって、腰に余計な動きをしないように、制御されるのです。さらに、膝にボールを挟んでいるつもりで、内股に力感を持たせれば、腰は前後左右に暴れて回転が甘くなったりせず、その場で回転するキレが生まれます。
フルショットでの腰のキレが不安定で、飛球線方向に突き出したりする人は、アプローチやパットでも、無意識にその癖が出てしまいます。アプローチでシャンクしたり、パターで芯を外したりしてしまうのは、正しいアドレスで腰を制御していないからです。正しいアドレスによるセットアップの力感は、ドライバーからパットまで共通です。引っかけに悩む上級者のみならず、初心者にも是非マスターして欲しい極意です。
「ティショットでいつも不安を拭いきれないのが、突然のチーピンです。同じように振っているつもりでも、いつ引っかけてしまうか分からないし、コレという確かな理由を突き止められられないんです…」
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