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2010/04/28
アドレスとテークバックの初動の2箇所に、スライスの火種があります。この2つが悪い方向に噛み合うと、時に大きなスライスにつながりそうですね。まず、1つ目の火種は、アドレスの右腕のポジションが、左腕よりも高いこと。
8割のゴルファーが陥る、アウトサイドインの軌道が、スライスの根本原因です。高橋さんの場合、右肘が突っ張っていて、アドレスの時点からアウトから降りてきやすい形を作ってしまっているんです。右肘は軽く曲げて、右の腰を指す形にすると、後方から見て、左腕の下に右腕があり、これが理想的な腕のポジションになります。
腕のポジションを改善することで、アウトから降りにくくなりますが、もう一つ意識すべきは、テークバックの初動。高橋さんの場合、グリップと体の位置関係が崩れて、いきなり理想的なプレーンから外れています。
ドローヒッターの場合、ダウンスイングは低く、フォローは高いポジションになります。つまり、「入口は低く、出口は高く」が理想です。ダウンスイングを直接改善することはできません。テークバックがダウンスイングのプレーンを決めるからです。
テークバックの最初から、グリップエンドがヘソから外れてしまうのが高橋さんの癖。理想は、アドレスで作った、腕と上体のフォルムを、クラブが腰の高さに来るまでは崩さないことが肝心です。このために、両脇にものを挟んだまま、テークバックする練習を繰り返しましょう。
クラブヘッドの上方に、ボールの箱などを置くと、外に引き上げる癖を直すことができます。また、アウトサイドからクラブが降りてくれば、箱に当たってしまいます。これはインサイドアウトの意識を高めるための練習ですが、基本は腕と上半身の同調ですから、脇にものを挟んだ練習と併用して、スイングプレーンを効果的に正すために、実践してみてください。
「ゴルフを始めて1年ですが、スライスなんてものじゃなく、どスライスに悩んできました。クラブを換えたら、今度は逆球に…。でも、根本的な原因は直っていないと思うので、なんだかモヤモヤした気分です」
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