ハンドメイドブランドとコラボ
FASHION
【PR】科学の目で自分のスイングを知ろう!サイエンスフィットのスイング診断コース>>
2010/06/02
アドレスを一見して、すぐに目に付くところは、ボールのポジションががかなり左にあるということ。左にあるから、理想のインパクト地点をとっくに過ぎて、フェースが返るときにボールを捉えてしまっているので、左に行くのは当然なんです。おそらく、本人にはその自覚がないと思われますが、それはどうしてでしょうか?
ボールの位置が左にあることに気づかない理由は、右肘がまっすぐ突っ張っているからです。順を追って説明しましょう。グリップでは、右手は左手よりも体から離れた位置で握りますよね。ですから、右肘を真っ直ぐ伸ばすと、その分、右肩が前に出て、上半身が開いた状態になります。その開いた体勢だと、ボールを左に置かないと、スクエアに構えている感じがしません。自覚がないのは当然です。
真っ直ぐに立って、目をつぶってみてください。そして、体の正面でパンッと手を合わせてみましょう。スタンス、腰、肩が平行になっていて、これが本来のスクエアな状態です。
体の正面で、手のひらをピッタリ合わせた状態では、右肩が前に出ることはありませんが、右肘を曲げないでグリップすれば、当然、前に出ます。そこで、右肘を軽く曲げることによって、肩をスクエアな状態に戻すんです。右肘の内側が上を向くようにして軽く曲げ、そのまま前腕を回してグリップすれば、肩をスクエアに保てますよ。後方から見て、右腕の上に左腕が見えればOKです。
ドライバーでは、ボールの位置は左足のかかとよりも、ボール1つ分くらい内側に。ロングアイアンでは、ボール2つ分くらい内側になります。右肘を曲げることに注意して、スクエアにアドレスしてみると、これまでかなりボールを左に置いていたことに、気がつくはずですよ!
ダウンスイングのときに、頭が大きく左に動く癖がついているはずです。左に置きすぎた遠いボールを無理矢理、当てに行っていたのですから当然。ダウンスイングで頭が左に動くプロは100%いないと断言できます。この動きを封じる練習は簡単です。スタンスを狭く取って、右足を一歩後ろに引いてスイングするんです。頭が左に動けばよろけますから、バランスを崩さないよう、球を掴まえる感覚を体に焼き付けてください!
「ドライバーはスライスもあるし、引っかけることもあります。特に困っているのは、ミドル以上のアイアンです。何をやっても左に行って、自分でもどう打ったら良いのか、さっぱり分かりません!」
女子プロレスキュー | シチュエーション別に女子プロゴルファーがわかりやすく解説 |
---|---|
振るBODYメソッド | ゴルフスイングに適したストレッチ法をスポーツトレーナーが解説 |
U-25世代LESSON | ツアーで活躍する若手プロゴルファーの旬なレッスン |
lesson-topics | 新着レッスントピックス |