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手首の角度や絞り込み具合は、とても些細なことに見えるかも知れません。しかし、これが球筋を非常に大きく左右することが、今回の変化で見て取れます。サイドスピンが多く、ダックフック系だった球筋は、アッパーブローのドローボールに変わり、左横方向へのロスが少なくなった分、飛距離が10ヤード以上アップしました。
「長年のビッグスライサーでしたが、この連載をヒントに試行錯誤を重ねた結果、大きく右に曲がることはなくなりました。ところが今度は、左に行く恐怖感に襲われがち。ラウンド中は、一度でも左に行くと、なかなかそこから抜け出せない状態なんです」
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