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2010/10/20
体の中央でフェースをスクエアな状態にセットして、ハンドファーストにすると、少しフェースが開いているように錯覚します。ですから、かなりフェースが閉じているのにハンドファーストにすると、一見それほど閉じているようには感じないんです。実際、セットアップしてから、フェースを体の中央に持ってきて見てください。実はこんなにも閉じていたことが一目瞭然です!
ここで、一つ見極めなければならないのが、ボディターンのスイングか、リストターンのスイングなのか、です。ボディーターンタイプであれば、リストを返さないので、ハンドファーストでシャットフェースにしても、インパクトで極端に閉じることはありません。しかし、池田さんの場合、インパクトで急激にグリップのスピードが落ちヘッドが走る、完璧なリストターンタイプ。フェースを閉じて構えれば、フックは必至です。
リストターンタイプの人は、実は珍しくてアベレージゴルファーで1割程度。しかも、ここまで極端なリストターンタイプの人は珍しい。剣道をされていたということもあって、強いリストを使って、普通の人にはマネのできないインパクトを実現しています。こういう方は、ハンドファーストにせず、体の中央にグリップを構えるのがベストです。
まず、セットアップするまえに、クラブを持ち上げて、フェースがスクエアになっているかチェックしてください。チェックが完了したら、そこで決めたグリップを握り直すことなくボールにセットしましょう。これまで、ハンドファーストの状態から、握り直してグリップを決めていたので、引っかけるからといって、オープンフェースに修正しているつもりが、実は、どんどんクローズになっていたんです。
リストターンタイプの人は、ストロンググリップにすると、余計にリストが返りやすくなるので、左手を内側に絞り込まず、スクエアグリップにしてください。グリップは体の中央にセットし、小文字のy字的なハンドファーストにはせず、そのまま大文字のY字で構えればOKです。
ストロンググリップでハンドファーストにしていたので、多少テークバックで違和感があると思います。それでも、一度グリップを決めたら、特に左手の中指から小指までの3本指は、絶対に握り直さないように注意してくださいね。スイングの始動時に、グッと左手を絞り込んだりすると、すぐにフェースが閉じてしまいますよ。
「ドロー系が持ち球で、ドライバーショットは問題ないと思っています。でも、アイアンになると引っかけ癖が出て止まらなくなるんです。特に、7番、8番アイアンが重症で、きっちり乗せたいセカンドショットで、左に大きく外すとガッカリですね。フェースを開いて症状を和らげようとしても逆効果で、もう何がどうなっているのか理解できません…」
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