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2011/02/16
前田さんのラウンドレッスンに臨む、大きな課題は小手先で返す動きを封じること。インパクトで体が止まって、手を返す動きは、特にバンカーやラフからの脱出で、フェースが抜けにくくなりミスを誘発します。すべてのショットに共通して、前田さんが今回実践すべきインテンショナル・スライスの構えが、バンカーやラフでも生きてきますよ。
まずは、グリーンサイド・バンカーのエクスプロージョン・ショット。バンカーはインテンショナル・スライスを打つ構えが基本です。これはフェアウェイバンカーにもラフにも通じる構えなので、是非正しいセットアップをマスターしてください。特に大切なのはセットアップの順序。(1)フェースをターゲット方向に合わせる。(2)ボールを中央にセット。(3)最後にフェースを合わせたターゲットラインに対して、スタンスをオープンにします。
ターゲット方向にフェースの向きをセットしたら、ボールを中心にして、スタンスをオープンにしましょう。つまり、スタンスに対してのボールの位置は、オープンに立っても、中央のまま変わりません。ところが、スタンスを先に決めてから、フェースを開こうとすると、開いているつもりが、ただハンドファーストにしているだけで、実は逆にクローズフェースなってしまうケースがよくあるんです。
正しくオープンスタンスにセットしたら、ボールの手前3センチくらいを狙ってボールを砂ごと出すイメージで振りましょう。このとき、必ずスタンス方向に振り抜いてください。狙う方向と振り抜く方向が違うことに違和感があるし、ターゲットを狙う意識につられて、ついターゲット方向に振ってしまいがちです。しかし、いかなるショットでもスタンス方向に振ることが基本ですから、しっかり身につけて下さいね。
インテンショナル・スライスを身につけたら、フェアウェイバンカーだって怖くありません。エクスプロージョンショットと同様、フェースをターゲット方向に合わせ、ターゲット方向に対して、ややスタンスをオープンに。そして、スタンスの方向にしっかり振り抜くだけ。振る方向と狙う方向の違和感はありますが、フェースは砂に潜らずきれいに抜けてくれるので、思い切って振り抜けるはずです。
芝の抵抗を受けて、ザックリやってしまいそうなラフでも、何のその。インテンショナル・スライスに構えれば、カット気味にフェースが入るので、多少の深いラフでも、意外とあっさりヘッドが抜けてくれるんです。もう一度、いいましょう。フェースをターゲットに合わせ、そのラインに対してスタンスを開き、あとはスタンス方向に振り抜くだけです。左サイドにハザードがある場合、スタンス方向に振り抜くのは恐怖感がありますが、絶対左には行きませんから、思い切って振り抜きましょう!
「バンカーにだけは入れたくありません。バンスが利いて、砂に潜らず滑るはずのサンドウェッジが、どっぷり砂に深く潜ったり、どうしても手を緩めてしまったり、ボールだけクリーンヒットして、大ホームランだったり。バンカーショットはミスのオンパレードなんです。なんとかしてください!」
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