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2011/08/31
アイアンで何球か打ってみてください。そして、打ったあとにフェースを体の正面に戻してみましょう。どうですか?大きく引っかけたときには、最初からフェースがかなり閉じた状態だったことに気がつくはずですよ。つまり、アドレスの時点からかなりフェースが被った状態でグリップしていたんです。では、どうしてドライバーは安定しているのに、ショートアイアンになると、フェースが被ってしまうのでしょうか?
ドライバーではアドレスの時、ハンドファーストをそれほど意識しないで構えられるのでその癖は出ません。問題はショートアイアン。アイアンでハンドファーストにする際に、グリップを握り直してしまっているんですよ。ハンドファーストにした状態で、グリップを握り直すと、フェースは被ってしまいます。クラブを体の正面に戻せば一目瞭然。クラブが短くなるほど、その影響が強まり、フェースはどんどん閉じていってしまいますよ。
ハンドファーストでクラブをセットして、そこでグリップを決めると、実はフェースは閉じていきます。引っかけるからといって、ハンドファーストの度合いを強めて握れば、さらにフェースは閉じてしまいます。見た目はオープンにしているつもりなのに、実はどんどんクローズになっていくんです。感覚的には開いているつもりなのに、実は閉じているので、自分では原因が分からないんです。さあ、基本に戻りましょう!
グリップを決める基本は、グリップエンドがオヘソを指す状態で、フェースをスクエアにして握ること。そして、グリップを決めたら絶対に握りかえてはいけません。グリップを左に傾けて、ハンドファーストの状態で握り直すと、フェースはクローズになってしまいますよ。体の正面にクラブを戻せば、すぐに分かります。きっと、そんな基本は承知していることと思いますが、実際は、無意識に握りかえてしまっていたんです。
ハンドファーストにすると握り直してしまう。それは、もう癖になっているんですね。ショートアイアンのショットだけでなく、短いアプローチでも、その癖がもっと強まっているはずですよ。狙った方向より、とんでもなく左に行くことがあるでしょう。そんなときは、ミスした後に、クラブを体の正面に戻して、フェースの向きをチェックしてください。きっと、フェースが大きく閉じているはずですから。
もう1点、気になるところは、アドレス時の右肘のポジションです。後方から見ると、右腕で左腕が隠れてしまっていますよね。右肘をまっすぐに突っ張っているんです。このアドレスだと、テークバックで右肘を綺麗にたたみにくくなり、外から降りやすくなるんです。右肘を突っ張っていると肩のラインが開いて、アウトサイドインを助長します。森本さんは綺麗なスイングができているので、ここを少し直すだけで、右肩が突っ込みにくくなります。スイング軌道がストレートへと改善され、もっとロスなく、ボールにパワーを伝えることができますよ。
「ドライバーは軽いフェードで思い通りに打てるので、自信を持って振ることができます。でも、問題はショートアイアン。ドライバーではまず引っかけることはないのに、ショートアイアンになると、何故か突然引っかかるんです。ドライバーでせっかく距離を稼いだのに、セカンドショットで大きなミスをすると、ダメージが大きいですね。その原因は何なのか、突き止めて欲しい」
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