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2011/10/12
原因はひどく単純なものですよ。試しにスイングを終えた後で、クラブヘッドを体の正面に戻してみましょうか。アドレスの時点で、大きくフェースが閉じていたことは明らかですよね。これでは、引っかけて当たり前。まず、チーピンの原因のほとんどは、フェースが被ってしまっていることだということを認識してください。しかし、この癖がスイング全体を徐々に蝕んでいくものです。
さて、ラウンド中にチーピンが出始めたら、どうしますか?誰しもがアドレスでフェースを開いて構えようとしますよね。ところが、ここが落とし穴。ハンドファーストでボールにセットしてから、最終的なグリップを決めている人はチーピン地獄の深みにはまっていきますよ。ハンドファーストのポジションでグリップを決める人は、チーピンが出ると、もっとハンドファーストにしがちです。フェースを開いているように見えるからです。でも、体の正面に戻すと、逆に大きく閉じてしまっているはずですよ。
覚えていておいて欲しいのは、ハンドファーストのポジションでグリップを決めるほど、フェースは閉じてしまい、逆にハンドレイトでグリップを決めるほどフェースは開きます。見た目とは逆になるんです。それぞれのポジションでグリップしてから、フェースを正面に戻して確認してみれば納得できると思います。つまり、引っかけが出るからといって、ハンドファーストを強めれば強めるほど、真逆の対処をしているということなのです。
この真逆の対処をしてしまわないために行うべきことは、常に体に対して、フェースをスクエアにセットすることです。それは、ハンドファーストにもハンドレイトにもしないポジション、つまり両足を揃えてクラブシャフトを体の中央に置いたところでグリップし、そこでスクエアに合わせること。そこでグリップを確定したら、2度と握りなおさないように。この癖をつけることで、真逆の対処を封じることができます。
クラブヘッドが実は大きく閉じていることにまったく気づかず、悩み続けていると、今度はどうでしょう。テークバックでは、無意識のうちにフェースを大きく開いて、カバーしようとするのです。かくして、スイングをどんどん蝕んでいきます。そして、閉じたフェースを右へ逃がすようなスイング軌道になってしまうんです。
グリップを体の正面で決めると、ボールにセットした際に、ひどく違和感を感じるはずです。とんでもなくボールを擦ってスライスしそうな不安があり、思わず握り変えたくなるでしょう。でも、そこは我慢!最初は、その感じの通り右に出ます。そこで、意識するのは、フォローで左にしっかりとクラブを振りぬくことです。これまで、チーピンの恐怖があったため、右に逃がす癖があるんです。どんなに振り切っても左には行かない感じを掴むまで、その違和感を我慢し、左に思い切り振り抜けるまで練習してください。
「いい感じのときはドロー系のボールで打てていますが、引っかけが出始めると絶望的。ショットがどんどん崩れていってしまうんです。僕は練習が大好きなんで、チーピンの原因は外から降りているのかな?などと、いろいろ試行錯誤しているのですが、一体何が原因なのかまったく分からなくなってしまいました…」
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