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2012/07/11
フルスイングでは安定して振れるのに、ショートアプローチでは不安定になる。その原因は、フルスイングの感覚で打てるアドレスを作っていないからです。距離が短く、振り幅が小さくなるほど、スタンスをオープンにしていきます。その理由は、腰の回転を大きく使わない振り幅の小さいショットでも、フルショットのインパクトの感覚でボールを捉えるようにするためです。
フルショットでは、テークバックで十分に体を捻っているので、ダウンスイングで捻りを開放すると、インパクトでは下半身が自然と先行してターゲット方向に向かいます。しかし、振り幅の小さいショートアプローチでこの感覚を得るためには、あらかじめ上半身と下半身の捻れを作っておくことが、フルショットと軌道を揃えるためのポイントなんです。
ショートアプローチでスクエアに構えてしまうと、テークバックでフルショットのような捻れた感覚が得がたく、膝を必要以上に使ったり、余計にインサイドに引いてしまいがち。かといって、ボールを中心にただスタンスを開いたルーズなセットアップでは、インパクトの形は作れません。オープンスタンスにしたつもりでも、ボールがスタンスの中央にあるように見えるなら、正しいセットアップとは言えません。
オープンスタンスにする狙いは、インパクトのような上半身と下半身の捻れをあらかじめ作っておくことです。ですから、まずスクエアのスタンスでアドレスをしたら、そこから、上体のポジションを変えずに、スタンスだけ上体に対して捻るように開くすることが肝心です。そうすれば、ボールの位置はスタンスの中央ではなく、かなり右足の方へと寄って見えるはずなんです。
正しいオープンスタンスで、あらかじめインパクトの状態を作ったら、あとはターゲットに対してスクエアになっている肩のラインに沿って振るだけです。上半身に対して、下半身がオープンに捻れているので、インサイドに引きすぎてしまうことはありません。小さなテークバックでも、フルショットのように上体が捻れる感覚があるので、右膝が右に流れることもありません。
フルショット同様にスクエアに構えてしまったり、ボールがスタンスの中央にある間違ったオープンスタンスでは、ボールをすくい上げる動きになりがちです。インサイドアウトが強まり、アッパー傾向になってしまうのは、アドレスが悪かったからなのです。あらかじめインパクトのような、上半身と下半身が捻れたセットアップができていれば、ボールは右足よりになり、インサイドに引きすぎることなく、自然にダウンブローでヒットできるのです。
「今回2回目の受講ですが、前回はチーピンに悩んでいて、時々、とんでもなくフェースが被った状態でグリップしていたことが原因でした。それ以降、ドライバーは安定していますが、現在の悩みはショートアプローチ。30ヤード以内は、ダフりやトップとミスは何でもありの状態なんです。フルショットは得意なんですが、振り幅が小さくなるにつれて、ミスが目立ってきますね」
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