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2014/06/25
ヘッドスピードが出ないのは、体の回転を十分に生かしていないからです。もっというと、テークバックで体が十分に捻れていないので、ダウンスイングの回転力が弱いのです。ハーフバックを見てみると、小手先だけで上げていて、左手の甲が上を向き、腕がローリングしています。腕でクラブを振り上げてはいますが、体の回転をともなっていないんです。
次に、インパクトを後方から見てみましょう。ここで注目したいのは下半身の向き。女子プロと比較すると、下半身がターゲット方向に向かっておらず、ほとんどボール方向を向いていますよね。腰が全然回ってないんです。とはいえ、無理に回そうとしなくても、正しいテークバックができれば、体は自然に回るようになりますよ。(左は原江里菜プロ)
スイングは2つのパートに分けると、とっても単純になります。最初のパートを体得するために、クラブをこのように8時と4時方向に置いてみましょう。このクラブの幅の範囲では、体の回転だけで振るのです。特に、テークバックが重要です。床に置いたクラブに重なるまでは、腕を一切使わずに、体の回転で回すことを意識してください。これが1つ目のパートです。
床に置いたクラブに重なるまでは、腕を使わず、おへそを回すような意識で上げましょう。そうすると、ハーフバックでは、前傾した上体と、クラブフェースが平行になるはずです。アドレスの状態から、おへそを回す意識で体を回すと、上体と腕とクラブが、いっしょに上がります。当然、その間、フェースが開くことがないので、ハーフバックではフェースと上体が平行のままキープされるのです。
床に置いたクラブの間は、体の回転だけで打つ。まずは、この感覚を8時-4時の振り幅で、ボールを打って、体に焼き付けてください。意識するのはおへそだけ。腕だけで振り上げてはいけませんよ。このおへそで打つ感覚は、アプローチも同じです。この練習をすることで、アプローチも良くなって来るはずです。
テークバックで、もっとも重要なパートを覚えたら、次はフルスイング。1つ目のパートがしっかりできていれば、2つ目のパートは、ただ、腕を胸の正面に沿って上げるだけ。1つ目のパートで、腕がローリングしたり、クラブがインサイドに行ってなければ、ほとんど何も意識することなく、ただ、腕を上に上げればいいんです。ゴルフスイングは、このように2つのパートに分けると、とても簡単になりますよ!
「ドライバーが全然飛ばないですね。スライスも多い。月1回、レッスンに通っていて、テークバックである程度フェースを開き、インパクトで腕をターンさせるような指導を受けていますが、なかなか改善しない状況です。アイアンは、スライスも出ますが、引っ掛けも出る状態。飛距離もアップしたいですが、スイング全体が良くなるようなポイントを知りたいですね」
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