黒キャディバッグどう選ぶ?
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「30ヤード以内の短いアプローチがとっても苦手です。ショートしたりオーバーしたり、アプローチの距離感が全然分からない。縮こまってしまいミスショットも多いですね。ここで、もっと寄せることができれば、もう少しスコアが縮まると思うんですけど・・・」(會沢さん、ゴルフ歴7年)
【撮影協力】コナミスポーツクラブ西葛西
見たところ、普通のアイアンショットのように構えていますが、短いアプローチなら、右手の距離感を出しやすい打ち方にした方がいいでしょう。具体的にはランニングアプローチ。手前にハザードがなければ、転がす打ち方が一番距離感を出しやすいんですよ。
アドレスであらかじめインパクトの形を作って、上半身だけでストロークするのがランニングアプローチです。パッティング感覚でストロークできるし、大きなミスもなく、右手で転がすような感覚に集中できます。では、セットアップの基本を覚えましょう。
大きな体重移動は必要ないので、スタンスは左右の足を揃えるくらいに狭くして立ちます。この方が、軸が左右にブレないので、ミスヒットも少なくなります。
スタンスを狭くしたら、今度は体重を左足1本にかけるくらいに左足体重にしてください。インパクトで左足に体重が乗る形を、最初からアドレスで作ってしまうのです。左足体重で立てば、ムダな体重移動ができないので、軸もブレません。
ボールの位置は右足の前に置きます。そして、グリップエンドは左足の付け根にセット。これでハンドファーストの形になり、ロフトが立つことで、ボールを低く転がす形が完成です。
左足体重で下半身を固め、ボールを右足の前に置くハンドファーストの形を作ったら、あとは上半身を使ってストロークするだけです。すでに、アドレスで転がす形を作っているので、意識して転がそうとしなくても、ボールは自然に低く出て転がっていきますよ。
このセットアップがしっかりと整っていれば、ダフッたりトップしたりといったミスはまずありません。右手で持ったボールを転がすようなイメージで、右手の感覚だけに集中しましょう。
ランニングアプローチはとっても簡単ですし、短いアプローチの距離感を養うのにも最適。アドレスを少し変えただけで、すぐに距離感のイメージが出せるので、20~30ヤードのアプローチは怖くなくなると思います。シミュレーションでも、この通りのニアピンです!
ゴルフ歴30年の37歳。コナミスポーツクラブ西葛西での指導歴は10年になり、その的確なティーチングでスクール生の支持を集め続ける。高校・大学とゴルフ部に在籍。大学在学中よりスイングの研究を始め、卒業後もスイング研究と競技ゴルフへの情熱は衰えず、ゴルフの神髄を探求し続ける。
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