ドライバーが苦手な人にピッタリ!プロギア NEW egg 5500 ドライバー
【ミヤG】
egg(エッグ)シリーズの新しいドライバーは、高慣性モーメント設計になりました。慣性モーメント値で5350g・cm2を達成しているそうです。これって大きい数値なんですよね?
【ツルさん】
ルールで定められている上限が5900g・cm2なので、かなり攻め込んだ高慣性モーメント設計といえますね。そのうえ球をつかまえやすいように、極大の重心角(37度)を備えているのも特徴です。では、さっそくミヤGから試打をどうぞ!
【ミヤG】
このドライバーは曲がらない!ミスったと思ったショットでも、打ち出した方向にボールがまっすぐに飛んでいってくれます。
【ツルさん】
高慣性モーメント設計の良さを実感できる性能です。笑っちゃうぐらいに球が曲がりません。こういうタイプのドライバーだと球が右に飛びそうなんですが、「NEW egg 5500 ドライバー」の場合はオートマチックに高弾道ドローが打てるのも長所。これが大きな重心角の作用でしょう。うまく作られているドライバーです!
【ミヤG】
純正シャフトは振り切りやすく、打感も心地いい。思ったよりも好印象なモデルでした。ただし、僕が打つと球が高すぎます。今どきのドライバーにしてはスピン量も多めです。
【ツルさん】
でも、ヘッドスピード40m/s前後で打つと、ちょうどいいスピン量で飛ばせる弾道になりますよ。そもそもロフト角のバリエーションが10.5度と11.5度しか用意されていないし、純正シャフトも軟らかめ。ミヤGや僕のヘッドスピードで振ってしまうと、ボールが前へと飛ばすに上方向に飛んでしまうんです。
【ミヤG】
たしかに、いつもよりヘッドスピードを落として打つと、いい感じで飛ばせました。ヘッドスピードがそれほど速くない人で、なおかつドライバーに苦手意識を持っている人には良さそうです。
【ツルさん】
球を曲げず、まっすぐに打つための要素が凝縮されているドライバーです。この驚くべき簡単さを多くのゴルファーに体験してみてほしいですね。
■ 試打したクラブのスペック
プロギア NEW egg 5500 ドライバー
●ロフト角:10.5度 ●シャフト:プロギア オリジナル M-43 ●硬さ:S
■ マイクラブ情報
ミヤG:テーラーメイド M5 ドライバー
●ロフト角:10.5度 ●シャフト:KUROKAGE TM5 2019 ●硬さ:S
ツルさん:テーラーメイド M2 ドライバー
●ロフト角:10.5度 ●シャフト:VENTUS 6 ●硬さ:X
■ ミヤG プロフィール
1973年生まれ。ゴルフ歴20年。GDO編集部のシステム関連を担当。もともとはスライサーだったが、最近はドライバーもアイアンも強めのドローが持ち球。見た目がいい最新ギアが大好きで、現在はテーラーメイドのドライバーと、ミズノのフォージドアイアンを愛用中。ヘッドスピードは42~43m/sくらい。
■ ツルさん プロフィール
1974年生まれ。シングルの腕前を持ち、ギア関連の記事を多く手掛けるゴルフライター。メーカーの新製品発表会には必ず出向き、日々ゴルフの最新情報を収集している。生活すべてがゴルフ漬けだとか。ヘッドスピードは46m/sぐらい。持ち球は中・高弾道のドロー。