新製品レポート

少し飛ばせて少しやさしいアスリート系 ヤマハ RMX 120 アイアン

2019/12/16 05:00
前作から大きく路線変更した「RMX 120 アイアン」を試打

【ミヤG】
新しいRMX(リミックス)シリーズからは「RMX 020」「RMX 120」「RMX 220」の3モデルのアイアンが展開されていて、性能的に中間に位置するのが「RMX 120 アイアン」です。

構えるとアスリートアイアンらしいシャープな雰囲気がある

【ツルさん】
前作にあたる「RMX 118 アイアン」はS20Cの軟鉄鍛造でしたが、新作の「RMX 120」はクロムモリブデン鋼を使った一体鋳造モデルになりました。完全なポケットキャビティ構造になったのも特徴ですね。ヘッドサイズが前作より少し大きくなり、やさしいモデルへと路線変更してきたようです。

【ミヤG】
構えてみると、アスリート向けのアイアンらしくシャープな雰囲気。ほんの少しトウ側がとんがっているヤマハらしいヘッド形状です。打つと、一般的なアスリート向けアイアンよりも飛ばせる!ロフト角が7番で31度ということもあるし、ボール初速も出ています。自分のアイアンよりもキャリーで20ydも飛ばせました。ビックリ!

【ツルさん】
クロムモリブデン鋼によって、フェースの反発性能もアップしているそうです。実際に打っていても、従来のやわらかい軟鉄鍛造の打感とは異なる弾きが感じられます。新しいRMXシリーズは、3モデルそれぞれでヘッド素材が違っているんです。

【ミヤG】
ツアーモデルの「RMX 020 アイアン」が軟鉄鍛造で、いちばんやさしい「RMX 220 アイアン」はマレージング鋼素材ですよね。

【ツルさん】
そうです!このクロムモリブデン鋼は、軟鉄よりも反発が良くて設計自由度が高く、軟鉄同様にライ角の調整ができるのも長所。打感以外では、軟鉄よりも優れた素材と言えそうですね。ただし、こういうアスリート系アイアンだと、一般的なゴルファーは打感を重視すると思うんです。個人的には、もう少し弾き感を抑えてほしかったですね。

【ミヤG】
しっかり打ち込むと、打感の心地よさも感じられましたよ。けっこう飛んでくれるし、操作性もあって、使いやすいアイアンだなと僕は思いました。

【ツルさん】
ヘッドが機敏に動きすぎず、難しすぎないところは好印象です。ヘッドの見た目にシャープ感がありつつ、少し飛ばせて、少しやさしいアイアンを探している人には最適かも。ただし、打感の良さを優先する人には、限定発売モデルとなっている軟鉄鍛造の「RMX 020」をオススメします。

少しやさしく飛ばしたいアスリートに最適。打感は軟鉄と比べれば少し硬め

■ 試打したクラブのスペック

ヤマハ RMX 120 アイアン
●番手(ロフト角):7番(31度)●シャフト:N.S.PRO RMX 95●硬さ:S

■ マイクラブ情報

ミヤG:ミズノ MP-5 アイアン
●番手(ロフト角):7番(34度) ●シャフト:プロジェクト X ●硬さ:6.0(S+)

ツルさん:タイトリスト 718 AP2 アイアン
●番手(ロフト角):7番(33度) ●シャフト:ダイナミックゴールド 105 ●硬さ:S200

■ ミヤG プロフィール

1973年生まれ。ゴルフ歴20年。GDO編集部のシステム関連を担当。もともとはスライサーだったが、最近はドライバーもアイアンも強めのドローが持ち球。見た目がいい最新ギアが大好きで、現在はテーラーメイドのドライバーと、ミズノのフォージドアイアンを愛用中。ヘッドスピードは43m/sくらい。

■ ツルさん プロフィール

1974年生まれ。シングルの腕前を持ち、ギア関連の記事を多く手掛けるゴルフライター。メーカーの新製品発表会には必ず出向き、日々ゴルフの最新情報を収集している。生活すべてがゴルフ漬けだとか。ヘッドスピードは46m/sぐらい。持ち球は中・高弾道のドロー。

ヤマハ
飛距離、高弾道、寛容性。3つの性能を併せ持つ高機能アスリートアイアン
発売日:2019/09