新製品レポート

市販トップクラスの低スピン性能 タイトリスト TSi4 ドライバー

2021/05/03 05:00
シリーズ唯一のカスタムオーダー専用モデル「TSi4 ドライバー」を試打

【ミヤG】
タイトリストの「TSi4 ドライバー」は、タイトリスト認定ストアのみで取り扱われているカスタムオーダーモデル。ヘッド体積は430ccとなっていて、見た目も小ぶり。シャープ感があってカッコいいです!

430ccのヘッドは、構えるととても小ぶりに見える。いかにもアスリート用といった雰囲気だ

【ツルさん】
小ぶりで構えやすいという人もいれば、ヘッドが小さくて難しそうだと感じる人もいるでしょうね。市場に出回っているほとんどのドライバーがルール上限の460ccですから、いずれにせよ希少な存在です。では、さっそく打ってみましょう!

【ミヤG】
僕なりに一生懸命に打ちましたが…。これは、手ごわいのひとことに尽きます。試打クラブのロフト角が9度というのもありますが、ちょっと低スピンすぎます。

【ツルさん】
一般的には、かなりハードなヘッドだと言っていいですよね。僕が試打しても、スピン量はやっと2000回転に達するぐらい。フェースの上目で打つと打ち出し角は高くなりますが、スピン量は1800回転ぐらいに減ってしまいました。超が付くほど低スピンなので、飛びのポテンシャルが高く、実際に弾道計測数値では飛んでいます。でも、これを実戦で使うとなると不安定すぎてコワイです(笑)。

【ミヤG】
ヘッドが小ぶりで振りやすく感じるし、芯でヒットしたときの打感もいいんですよね。けれど、僕にはヘッドの操作性が良すぎます。チーピンが出たと思えば、つかまえきれずにスライスも出る。球が暴れまくりました。

【ツルさん】
メーカーによると、「TSi4 ドライバー」は、同シリーズの「TSi3 ドライバー」と比べてスピン量が250回転少なく、前作「TS4」よりも130回転少ないそうです。「TSi4」の低スピン性能は、市販されている大手メーカーのドライバーのなかでも間違いなくトップックラス。浅重心設計のヘッドは機敏に動くので、操作性がいいとも言えますが、ここまでスピン量が少ないと、逆に球筋を作りづらいんじゃないかと僕は思ってしまいますね。

【ミヤG】
とにかくスピンを減らしたいゴルファー向けのモデルなんでしょうね。

【ツルさん】
ヘッドスピードが50m/s以上あって、どんなドライバーを使っても球がフケ上がってしまう人なら検討してもいいでしょう。ただし、もともとドライバーショットが上手な人でないと、曲がり幅をコントロールできません。本当にごく一部のゴルファーに向けたモデルです。

低スピン性能はトップクラス。ヘッドスピードの速い上級者が、球筋を操作しつつ飛距離を出せるモデル

■ 試打したクラブのスペック

タイトリスト TSi4 ドライバー
●ロフト角:9度 ●シャフト:Tour AD DI 6 ●硬さ:S

■ マイクラブ情報

ミヤG:テーラーメイド M5 ドライバー
●ロフト角:10.5度 ●シャフト:Speeder 569 EVOLUTION VI ●硬さ:S

ツルさん:タイトリスト TSi3 ドライバー
●ロフト角:10度 ●シャフト:VENTUS 6 ●硬さ:X

■ ミヤG プロフィール

1973年生まれ。ゴルフ歴20年。GDO編集部のシステム関連を担当。もともとはスライサーだったが、最近はドライバーもアイアンも強めのドローが持ち球。見た目がいい最新ギアが大好きで、現在はテーラーメイドのドライバーと、ミズノのフォージドアイアンを愛用中。ヘッドスピードは42~43m/sくらい。

■ ツルさん プロフィール

1974年生まれ。シングルの腕前を持ち、ギア関連の記事を多く手掛けるゴルフライター。メーカーの新製品発表会には必ず出向き、日々ゴルフの最新情報を収集している。生活すべてがゴルフ漬けだとか。ヘッドスピードは46m/sぐらい。持ち球は中・高弾道のドロー。

タイトリスト
ロースピンデザインの強弾道。
発売日:2021/03/19 参考価格: 82,500円