ドライバーが苦手な人でも当たる！ キャスコ UFO by パワートルネード DD ドライバー

【ミヤG】
キャスコから変わりダネのドライバー「UFO by パワートルネード DD」が登場しました。クラブ長は43.5インチと短く、ヘッド体積は330ccで形状も独創的。ヘッド後方にハマグリのベロみたいなのが付いています！

【ツルさん】
これは「UFOシリーズ」に新登場したドライバーなんです。もともとUFOは、アイアンからフェアウェイウッドまでがシームレスにつながる設計。その流れで打てるように、このたびドライバーが新たに製作されました。「ユニバーサルウィング」と名付けられたヘッド後方の段差もUFOシリーズの特徴ですね。

【ミヤG】
数値上のヘッドサイズは小さいけれど、シャフトが短く、投影面積が大きいので構えたときには安心感があります。やはり、これぐらいクラブが短いと当てやすい！ けれど、飛距離はそこまで期待できないですね。

【ツルさん】
今どきの45インチ以上のドライバーと比べると、クラブ長でヘッドスピードを出せないので飛ばせません。けれど、ミニドライバー的なクラブだと考えると高性能です。なによりいいのは、振りやすいし、当てやすいこと！ ゴルフギアの歴史では長い間、ドライバーの長さは43インチ前後でした。人間が無理なく振れる長さは、本来はこれぐらいが限界なんだと思います。本当にストレスなくフィニッシュまでクラブを振り抜けるし、とてもやさしいです。

【ミヤG】
球のつかまりが良くて、方向性がいいですね。打ってみると、「キン！」という歯切れのいいフルチタンらしい金属音。この打感、僕はキライじゃないですよ。

【ツルさん】
ヘッド体積は330ccですが、かなりの高慣性モーメメント設計になっているそうです。打点のズレにも強いです。

【ミヤG】
このドライバーを使えば、フェアウェイキープ率は上がりそうです。標準で装着されているシャフトも振りやすかったです。試打クラブのフレックスはRでしたが、意外と頼りなさを感じませんでした。

【ツルさん】
UFOシリーズには先端径が太い専用設計シャフトが使われていて、そのおかげで打ち負けることがないし、それが当てやすさにもつながっています。打ちやすさを最優先に考えてヘッドもシャフトもよく考えて作られているし、シリーズとしての統一感も完璧です。ドライバーにすごく苦手意識がある人は、シリーズのこのドライバーだけを使ってみてもいいと思いますよ。

■ 試打したクラブのスペック

キャスコ UFO by パワートルネード DD ドライバー
●ロフト角：10.5度 ●シャフト：Falcon shaft for DD ●硬さ：R

■ マイクラブ情報

ミヤG：テーラーメイド M5 ドライバー
●ロフト角：10.5度 ●シャフト：Speeder 569 EVOLUTION VI ●硬さ：S

ツルさん：タイトリスト TSi3 ドライバー
●ロフト角：10度 ●シャフト：VENTUS 6 ●硬さ：X