ハイドローを打ちやすい高品質モデル グローブライド オノフ ドライバー 赤
ヘッドとシャフトの仕上げに高級感アリ!
【ミーやん】
オノフの赤シリーズのドライバーは、前作からガラッとデザインが変わりました。ヘッドのクラウンとフェースは、黒に近い濃紺と白銀のツートンカラー。ソールには従来から使われているブランドマークの四角形が大胆にあしらわれています。
【ツルさん】
投影面積が大きめのヘッドは、構えてみると四角形っぽく見えるのが特徴的です。インパクトゾーンで、フェースをスクエアにまっすぐ動かすイメージが湧くヘッド形状ですね。それにしてもディテールを見れば見るほど、このクラブは仕上げがキレイ! 安っぽく見えがちなシルバーを使いながらも高級感があって、グラデーションカラーになっているシャフトも塗装が美しいです。作りに高品質さが感じられます。
【ミーやん】
打ってみると、ボールが高く飛び出して、スピン量は2400回転前後。ちょうどいい飛ばせる弾道になりました。何球か打ってみましたが、どちらかというとドローが打ちやすいです。あと気になったのは打球音ですかね。
【ツルさん】
けっこう金属的な大きな打音がしますよね。コースで打つと、それほど気にならないかも知れませんが、室内だと耳に「キーン」ときます。ヘッドの性能的には、フェースの打点ブレに強くて、球が曲がりづらいですね。まっすぐに打っていきやすいドライバーです。ミーやんが打ってみて、装着されている純正シャフトはどう感じますか? 振りやすい?
【ミーやん】
素直な感じのシャフトで、僕は普通に打てましたよ。軽いわりには、意外とシャキッとしていますね。
【ツルさん】
僕は、けっこう特徴のあるシャフトだなと感じました。シャフト全体にハリ感があって、ピンピンしているような印象です。カタログを見るとフレックスSでトルクが4.7あるのですが、体感的にはもっとねじれが少ないシャフトでした。使われているカーボン素材が高品質だからだと思いますが、そのハリ感のせいで逆にタイミングを取りづらい人もいそうです。オノフのカスタムクラブ「ラボスペック」ならほかにもシャフトの選択肢があるので、純正シャフトを振りづらく感じる人は、それらを試してみるといいでしょうね。
■ 試打クラブのスペック
グローブライド オノフ ドライバー 赤、ロフト角:10度、シャフト:スムースキック MP-518D、フレックス:S
発売日:2018年3月2日、価格:税込78,840円
■ マイクラブ情報
ミーやん:ピン G30 ドライバー(ロフト角:10.5度、シャフト:オリジナルカーボン、フレックス:S)
ツルさん:テーラーメイド M2 ドライバー(ロフト角:10.5度、シャフト:フジクラ スピーダー エボリューション 4 661、フレックス:S)
■ ミーやん プロフィール
1978年生まれ、自分に合うクラブを求めて、片っ端から新製品の試打を行うエンジョイ志向のGDO編集部員。ヘッドスピード42m/s、持ち玉は低・中弾道のドローというか、むしろチーピン。チーピニストからの卒業を目指し、現在はスイングを改造中。
■ ツルさん プロフィール
1974年生まれ、シングルの腕前を持つ。とにかくボールを打っていたいギア好きのゴルフライター。メーカーの新製品発表会には出向くのはもちろん、毎年アメリカのゴルフ見本市「PGA SHOW」に行って最新クラブをチェックしている。ヘッドスピード46m/s、持ち玉は中・高弾道のドロー。