新製品レポート

ゼクシオ対抗の本命が登場!テーラーメイド M グローレ ドライバー

2018/09/05 05:00
Mシリーズとグローレが融合して誕生した「M グローレ ドライバー」

【ミヤG】
グローレ F2 ドライバー」の後継モデルは、カーボンクラウンを採用した「M グローレ ドライバー」というモデルになりました。M3M4のドライバーと同じツイストフェースも採用されています!

Mシリーズ同様、クラウン後部はカーボン製。ヘッドの形がキレイでフェースアングルもスクエアに見えるので構えやすい

【ツルさん】
「グローレ F2」は青みがかったパールホワイトのヘッドでしたが、「M グローレ」は光沢のあるホワイトと、白っぽく塗装されたカーボンクラウンのツートンカラーになりました。ポイントカラーとしてゴールドがあしらわれていて、高級感をもたせるようにうまくデザインされていますよね。

【ミヤG】
46インチで280gという軽量のプチ長尺ドライバーですが、打ってみると意外にも物足りなさを感じません。しっかり振っていけますね。球のつかまりがいいみたいで、安定してフェアウェイの左方向にドローで飛ばせました。

【ツルさん】
僕がまず驚いたのは、ヘッドの構えやすさですよ。ヘッドの輪郭とフェースの見え方がキレイだし、ソールの据わりがとてもいい。自然にフェースがスクエアな状態になります。僕はエースドライバーとして2017年モデルの「M2」を使っていて、構えやすいところも気に入っているんですが、それよりも「M グローレ」のほうが構えやすく感じたぐらい。

【ミヤG】
たしかに、なんの違和感もなく構えて打てますよね。46インチも長すぎるようには感じません。

【ツルさん】
打ってみても、フィーリングがとてもいいんですよね。フェースには弾き感がありつつ、ボールがフェースにくっついている感覚もあって、打感はやわらかいけど飛ばせている感触が得られます。打っていて気持ちいいです~。

【ミヤG】
前モデルの「グローレ F2」よりは、球をつかまえやすくなっていますよね。どちらかというとスライサー向きかな?

【ツルさん】
球を包み込むように打ちやすいので、右に逃がしがちな人には最適でしょうね。とはいえ、左にしか飛ばないようなドライバーではないし、幅広いゴルファーが使えると思います。それに装着されている純正シャフトも好印象。フジクラ製なんですが、芯が通っているようなハリ感があって、ヘッドスピードを上げてスパッと振り抜けます。今回の「M グローレ」は、ヘッドもシャフトも完成度が高い! ヘッドスピード43m/s未満のアベレージゴルファーには、ばっちりオススメできます。これはゼクシオの対抗馬になりますよ。

【ミヤG】
ツルさんがそこまで褒めるのは、僕がこの企画を担当してからはじめてかも。何か不満点も挙げてくださいよ(笑)。

【ツルさん】
個人的には、ネックが接着式になったのは少し残念です。それとヒール寄りのオフセンターヒットには強さを感じましたが、M3やM4ほどツイストフェースの効果を感じなかったですね。そこは、とくに問題ないんですけど(笑)。

デザイン、性能ともにゼクシオ対抗馬としての資質は十分

■ 試打したクラブのスペック

テーラーメイド M グローレ ドライバー
●ロフト角:10.5度 ●シャフト:Speeder EVOLUTION TM ●フレックス:S

■ マイクラブ情報

ミヤG:ピン i25 ドライバー
●ロフト角:9.5度 ●シャフト:PING PWR 65 ●フレックス:TOUR S

ツルさん:テーラーメイド M2 ドライバー(2017)
●ロフト角:10.5度 ●シャフト:コンポジットテクノ ファイアーエクスプレス TP-V NX 75 ●フレックス:S

■ ミヤG プロフィール

1973年生まれ。ゴルフ歴20年。GDO編集部のシステム関連を担当。ドライバーはスライス、アイアンはドローが持ち球という変わりダネ。見た目がいい最新ギアが大好きで、現在はピンのドライバーと、ミズノのフォージドアイアンを愛用中。ヘッドスピードは42m/sくらい。

■ ツルさん プロフィール

1974年生まれ。シングルの腕前を持ち、ギア関連の記事を多く手掛けるゴルフライター。メーカーの新製品発表会には必ず出向き、日々ゴルフの最新情報を収集している。生活すべてがゴルフ漬けだとか。ヘッドスピードは46m/sぐらい。持ち球は中・高弾道のドロー。

テーラーメイド
日本のゴルファーがさらにやさしく飛ばせる
発売日:2018/10/26 参考価格: 88,560円