「打感が重厚! アイアンとの統一感が抜群」ブリヂストン ツアーB XW-1 ウェッジ
操作性と抜けがいいティアドロップ型
【ミーやん】ブリヂストンのアスリートブランド「ツアーB」から、シリーズ初となるウェッジが登場しました。ティアドロップ形状の『XW-1』とグースネックタイプの『XW-2』という2モデルが用意されています。
【ツルさん】今回試打するのは『XW-1』のほうですね。構えてみると、フェースのヒール側のラインがほっそりしていて小ぶりに見えます。多くのアスリートの好まれそうなオーソドックスなティアドロップ型で、いかにも操作性が良さそうです。
【ミーやん】バックフェースの中央に大きなBマークが配置されているのは、ツアーBシリーズのアイアンである『X-CB』や『X-ブレード』と同じです。デザイン的にも統一感を持たせてありますね。打ってみると、この肉厚設計のおかげで打感もグッドです。
【ツルさん】ソールのトウ側とヒール側が適度に削られていて、フェースを開いて打ったときにバウンスが気にならず、地面に対しての抜けがいいです。ロフト角58度のモデルにはバウンス角8度と12度が用意されていますが、個人的にはこの12度が使いやすそうですね。これぐらいバウンスがあったほうが、ヘッドがボールの下を抜けすぎるミスも防げると思います。
【ミーやん】ボクはフェースを開かずにスクエアに構えて打っていくタイプですが、バウンス12度のモデルであれば、難しさを感じずに普通に使えます。性能的にはクセのないモデルです。
【ツルさん】純正で装着されているグリップが、アイアンと同じゴルフプライドの「マルチコンパウンドMCC」というのもアスリートらしくていいですね。
【ミーやん】言い忘れていましたが、芝が濡れている状況でもスピン量を安定させる効果を狙って、スコアラインの間には「バイティングレールミルド」という新たなミーリング処理もなされています。
【ツルさん】見た目には、これといった特徴や派手さがありませんが、多くのアスリートが違和感なく思いどおりに扱えそうなモデルです。正直少し地味な印象のモデルですが、すでにブリヂストンのアイアンを使っている人なら、ウェッジもセットにして後悔しないと思います。
■ 試打クラブのスペック
ブリヂストン ツアーB XW-1 ウェッジ
ロフト角:58度、バウンス角:12度、バランス:D4、シャフト:ダイナミックゴールド S200
発売日:2017年5月19日、価格:税抜20,000円(税込21,600円)
■ マイクラブ情報
ミーやん:本間ゴルフ ツアーワールド TW-W ウェッジ(ロフト角:56度、バウンス角:12度、バランス:D2、シャフト:NSプロ 950GH、フレックス:S)
ツルさん:フォーティーン DJ-22 ウェッジ(ロフト角:58度、バウンス角:8度、バランス:D3、シャフト:NSプロ モーダス3 ウェッジ125、フレックス:S)
ミーやん プロフィール
1978年生まれ、自分に合うクラブを求めて、片っ端から新製品の試打を行うエンジョイ志向のGDO編集部員。ヘッドスピード42m/s、持ち玉は低・中弾道のドローというか、むしろチーピン。チーピニストからの卒業を目指し、現在はスイングを改造中。
ツルさん プロフィール
1974年生まれ、シングルの腕前を持つ。とにかくボールを打っていたいギア好きのゴルフライター。メーカーの新製品発表会には出向くのはもちろん、毎年アメリカのゴルフ見本市「PGA SHOW」に行って最新クラブをチェックしている。ヘッドスピード46m/s、持ち玉は中・高弾道のドロー。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー