日本シャフト特集
2023/10/11

カリー・ウェブと藤田さいきがサプライズ対面 演出したのは日本シャフト

連載:『NIPPON』ブランドがゴルフ界に誇る “おもてなし”

■ウェブからのアドバイスに感激の藤田

藤田にとっては「ウェブ先生」に助言を受ける最高の機会に(撮影:落合隆仁)

ラウンド中はさまざまな会話を繰り広げ、さらに対談も行ったウェブは藤田のトーク力にも注目。「彼女が聞きたいことだけではなく、YouTubeを見るかたのことも意識して質問をしてくれたと思う。私に会うことを知らずにここに来て、いきなりそれができるんだから、セカンドキャリアではカメラの前に立つ仕事が向いているんじゃないかしら」。藤田はまだまだ現役を続けるだろうが、引退後もこれで安泰(?)だ。

■シャフトメーカーとの異例の契約

2人はともに日本シャフトと契約(撮影:落合隆仁)

2人の共通点は冒頭にも述べた通り、日本シャフトの契約選手だということ。クラブ、ボール、ウェアなど、多くのプロがさまざまなメーカーと契約を結んでいるが、シャフトメーカーと契約を結ぶ選手は少ない。2007年から15年以上続くウェブと日本シャフトの契約は異例といっていい。一方、藤田は今季から契約選手となった。

「サポートしていただくようになったのは2020年から。それからクラブの使いやすさが全然違います。専門的なことは分からないので、感覚的なことしか言えないんですけど、それでも対応してもらえる。ある時には『なんか変』ってクラブを渡したら、次の日には全部直っていて、なんで言いたいことが分かるんだろうって…。甘やかされ過ぎているので、気を付けないとわがままになってしまいそうです」と笑う。昨季の復活優勝を支えたのは日々のこうしたサポートだった。

2人の対戦は日本シャフトからの最高のおもてなしとなった(撮影:落合隆仁)

振り返れば、2人が対面したこの日は微笑ましくも温かい空気が流れていた。ウェブがサプライズの仕掛人として藤田をもてなし、対談では聞き手に回った藤田がウェブをもてなした。日頃、手厚いサポートいう形で日本シャフトのおもてなしを受けている2人だからこそ、特別な時間を過ごせたのかもしれない。

上総モナークCCのコースを設計したジャック・ニクラスの像とともに2人にとって記憶に残る一日になった(撮影:落合隆仁)

協力・上総モナークカントリークラブ(千葉県君津市柳城856-2)

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