リシャフトすればスコアは変わる!
2012/07/01 09:00
※この記事は2012年当時の情報を基に書かれたものです。
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6.タメの強い人は、先調子のシャフト(Aタイプ)
トップでタメの強い人や、切り返しのタイミングが早い人には、手元の硬い先調子のシャフトが合っています。こういったゴルファーが手元の柔らかいシャフトを使うと、必要以上に手元がしなってしまい、柔らかすぎるシャフトを使うのと同じ弊害があります。タイミングが取りづらく、振りづらいだけでなく、安定感も得られません。
先調子というと、ヘッドが暴れるイメージを持って嫌がる人がいますが、そんなことはありません。手元が硬くて先端が動く先調子のシャフトは、例えるなら釣り竿。自分の意図したところに、先端をピュッとキャストできるシャフトです。
そもそもシャフトというのはテーパー形状で、先端にいくに従って細くなっています。シャフト全長に同一の素材を均一に使った場合、先端は細いぶん手元側よりも必ず柔らかくなるのです。そういった意味では、先調子のシャフトはもっともクセのないシャフトとも言えます。
先調子のシャフトは、インパクト時にヘッドがアッパーに動き、球をつかまえてくれるのが特徴です。クラブを上から振り下ろすようにスイングする人、スライスしがちな人にもオススメです。
■Aタイプに合う代表的なシャフト
・三菱レイヨン FUBUKI K
・エストリックス VALMER
・トゥルーテンパー PROJECT X BLACK
※この記事で掲載しているキックポイントの表記は、監修である関雅史氏の感性で決めたものになり、メーカー公表値とは異なる場合がございます。メーカー公表値を知りたい人はギアカタログをご覧ください。