マーク金井の試打インプレッション

キャロウェイゴルフ FT-iQ ドライバー

2009/07/07 00:00

クラブを計測してみると?

フレックスSは、Rシャフトに比べて手元側にしっかり感がある。

スペック的にはスライサーを強く意識したドライバーだ。フェース角は10度Rが1度フックで、9度Sが1.75度フック。ライ角はどちらも約58.25度とややフラット。重心角は34度と非常に大きい。これがヘッドの返りやすさにつながっている。シャフトについては、Rの振動数が226cpmでSが246cpm。SRの設定があるから、RとSの硬さのレンジが広がっている。

どちらも先中調子だが、Rは手元のしなりも感じられる。Sは手元側がしっかりしていて、中間から先がムチのようにしなる。R、Sともシャフトのしなり戻りでヘッドがアッパー方向に動きやすく、そして捕まりが良くなっている。

長さは実測値で44.5インチ。クラブ重量はRが300.7グラムでSが306.7g。45インチ換算にすると295~300グラムぐらいの感じになる。45~55歳で平均的な体力のある人と相性がいい重さだ。

クラブ測定データ

シャフトスピードアクシス HT55w
ロフト(度)1010
リアルロフト(度)1111
ライ角(度)58.2558.25
フェース角(度)+1.0度+1.0度
長さ(インチ)44.544.5
振動数(cpm)226226
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キャロウェイ
つかまりのよい四角形ドライバー
発売日:2009/01 オープンプライス