ミズノ MP-600 ファーストトラック ドライバー
2007/12/18 00:00
構えてみると?
構えた時のヘッド形状は、従来からのミズノ顔。フェースプログレッションが少しあってやや丸み感がある。体積はルール最大級の460CCだが、塊感が強く引き締まって見えるから、やさしさよりもシャープ感が強い。フェースもビシッとスクエア。同社の「クラフト」と同じ流れを汲んだ形状なので、パッと見た感じはニューモデルらしさがまったくもって希薄である。
が、クラブを逆さにしてソール側に目を転じると・・・「おお~っ」唸りたくなる斬新なデザイン。バックフェース側にはソールレールが採用され、そして、その中には120度の角度で調整できるウエート(6g)が2個装着されている。ネジで重量配分を変えられるドライバーはすでにあるが、曲線状に重量がスライドするのはこれが初めて。ソールに凸が部分ないから、ギミックではあるけれど、非常にスッキリしたデザインだ。
ヘッドの重量調整はできないが、重量配分ができる。スライドレールには1から6までのポジション番号が振られ、その数字の位置にウエイトを合わせてねじ込み固定。重量配分は15通り。メーカー側は重量配分を変えるだけで、弾道がガラッと変わると言う。その点も踏まえて、じっくりテストしてみたい。