マーク金井の試打インプレッション

ダンロップ ザ・ゼクシオドライバー(2008年モデル)

2007/12/04 00:00

構えてみると?

2年毎にモデルチェンジしているゼクシオ。今回で5代目となったわけだが、顔つきをガラッと変えてきた。ヘッド体積は432CCから460CCと微増だが、フェースがかなりシャロー。定規で測ってみたら約52ミリ。4代目よりもフェースが少し薄くなっている。そして、前作よりも投影面積がグッと広がって、ミート率に不安を抱える初・中級者が構えても「やさしく」感じる仕上り。

じっくり前作と見比べるとヘッド形状も変えきた。従来モデルに比べると、5代目ゼクシオはヒール側の膨らみが非常に大きい。重心アングルを大きくして「捕まり」を良くしようと意図が窺える形状になった。

クラブの長さもガラッと変わった。4代目が45インチだったのに対して5代目は45.75インチ。「長さ」でヘッドスピードを上げ、「飛距離アップ」を狙っている。ちなみに、2000年に登場した初代ゼクシオは46インチ。初代と比べれば、5代目は極端に長くなったわけではない。

見た目の安心感120%のヘッドに、長尺シャフトを装着した5代目ゼクシオ。ヘッドの大きさと長さのバランスは良いが、クラブは打ってみないことには性能は分からない。4代目も引っ張り出して、じっくりテストしてみたいと思う。

打ってみると?≫
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ダンロップ
5代目ゼクシオはさらにやさしく飛ばせる!
発売日:2007/12 オープンプライス