マーク金井の試打インプレッション

キャロウェイゴルフ LEGACY ドライバー Type S(2010年モデル)

2010/03/16 10:30

クラブを計測してみると?

スピードアモルファスZ(S)を測定。中間部分から先端側が大きめにしなる。トルク値は5.5とやや多め

リアルロフトは10度(表示9.5度)で、フェース角は-1度。ライ角度は58度とややフラットだが、重心アングルは24度と平均的。全体的には捕まり過ぎを抑えたスペックだが、重心距離が短めなのだろう。オープンフェースだが捕まりは悪くない。実際にスイングしてみると、イメージ通りにヘッドが返り、捕まった球も打ちやすい。また、ヘッドの操作性が良いのでドロー、フェードが打ち分けやすく仕上がっている。

シャフトについては、純正のS(スピードアモルファスZ)は中間部分から先端側が大きめにしなり、しなり戻りはややスロー。トルク値は5.5とやや多めの設定。しなり戻りがややスローなのは多めのトルクも影響している感じがする。長さは実測値で44.75インチ。クラブ重量は純正S(スピードアモルファスZ)で305.6グラム。バランスはどちらもD1。30~55歳ぐらいで、体力が平均な男性にちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトスピードアモルファスZ(S)
ロフト(度)9.59.5
リアルロフト(度)1010
ライ角(度)5858
フェース角(度)-1-1
長さ(インチ)44.7544.75
振動数(cpm)249249
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