グローブライド オノフ ドライバーXD
2010/08/03 10:00
構えてみると?
グローブライドのメインブランド「オノフ」。兄弟モデルで2つの異なるドライバーが用意されているが、今回試打するのはやさしさ重視の「XD」シリーズ。体積は460CC。アドレスしてまず目に付くのが強いフックフェース。ヘッドをポンと置いて構えるとフェースは明らかに左を向く。左のミスを嫌うフッカーには構えづらく、右へのミスを避けたいスライサーには安心感が強い形状だ。ヘッドは丸み感が強く、フェースも面長ではない。460CCだが重心距離を短めにしようとする意図がはっきり窺える。
フェースの厚みは約54ミリとややシャロー。クラウン部分がかなりフラットだが、ライ角度がアップライトなんだろう。アドレスするとヘッドのトウ側がかなり浮いた感じになる。これもまた「つかまりが良い」顔付きに拍車をかけている。
クラブ長さはメーカー値で45.25インチだが、ヒールエンド法で計測すると45インチ。長尺で飛距離アップを狙うことよりも、普通の長さで打ちやすさ、振り切りやすさを優先したドライバーだ。ヘッド形状はどこからどう見ても、スライサーを強く意識し、つかまりやすさにこだわりを強く感じる。見た目通りスライサーと相性がいいのか、ドローがやさしく打てるのか、じっくりテストしてみたいと思う。