本間ゴルフ アスポート3 e+ ドライバー
2010/10/19 10:00
構えてみると?
オーソドックスなクラブ作りに定評がある本間ゴルフだが、アスポートシリーズは本間ゴルフらしさよりも「機能性」「やさしさ」を全面に打ち出したブランド。今回試打するドライバーも手に取った瞬間、やさしさを強烈にアピールしている。
ヘッドをポンと地面に置いて構えてみると、ヘッドは奥行き方向に広がり、投影面積が非常に大きい。体積はもちろん460CC。フェースは薄べったく、フックフェースの度合いはかなり強め。シャローフェースでリアルロフトが多く、ドライバーというよりは・・・巨大なスプーンと言った感じだ。バックサイドはかなり低く、超シャローバックとなっている。
ソールは外周が鮮やかなオレンジ色でトリミングされており、従来の重厚な本間ゴルフとは一線を画す。ヘッド後方にネジが埋め込まれ、重心深度を深く、そして重心アングルを大きくしようという意図が窺える。
標準装着のシャフトは、本間ゴルフ オリジナルのプラスアーマック53。クラブ長さはメーカー値で45.5インチで、ヒールエンド法で計測すると45.25インチ。メーカー資料によると、ヘッドもシャフトもアベレージゴルファーを意識し、とにかくつかまりにこだわっているらしい。その思惑通り、スライサーに向いているかどうか、じっくりテストしてみたいと思う。