マーク金井の試打インプレッション

ミズノ MP CRAFT425+ ドライバー

2010/11/22 16:00

打ってみると?

試打クラブは9.5度S。シャフトはミズノ純正クワッド(QUAD MP SPECIAL TUNE)。リアルロフトは9.5度で、フェースの向きは-1.25度。ヘッドが小ぶりなのでフェースは分厚く見えるが、実際は約53ミリ。それほどディープではない。

シャフトはワッグルすると手元から中間のしなりが大きめ。振動数は250cpm。アスリート向けにしては軟らかめだ。長さはヒールエンド法計測で44.75インチ(メーカー公称値は45インチ)。クラブ重量は313.7gでバランスはD2。今どきのドライバーの中では重めの部類に属する。

アイアンでじっくり肩慣らししてから打ってみると・・・やや控えめな金属音とともに、低めのライナー系の弾道。ストレートボールを意識してスイングすると軽いフェード。オープンフェースなことに加え、インパクトゾーンでヘッドが返る動きも強くない。ヘッドは小ぶりだが、重心距離はそれほど短くないんだろう。アウトサイド・イン軌道でカットに打つと強めのスライスになるが、インサイドからあおって打つと引っかかりづらくなっている。

印象に強く残ったのがインパクトの感触。芯で捕えるとフェースにボールが吸い付くような打感が手に伝わる。ドライバーなのにマッスルバックのアイアンを打ったかのような打感だ。球離れも遅めなので、球筋を打ち分けたいゴルファーには、自分の意志が伝わりやすい。

スピン量は多過ぎず、少な過ぎず。フェースセンターで捕えると2700~2900回転。フェース上側で捕えると2200~2600回転。ことさら低重心になっているタイプではないが、打点位置を少し上げると低スピンでキャリーとランを稼げる。ヘッドの挙動をコントロールしやすいドライバーなので、ある程度スイングがしっかりしていればスピン量を自分で調整できる。

シャフトは予想通り、ヘッドに比べるとアンダースペック。切り返しで中間部分が大きくしなり、ダウンからインパクトにかけてはゆっくりしなり戻る。典型的な粘り系のシャフトで左へのミスが出にくい。トルクは少なめだが、フレックス設定が軟らかめなので挙動もシビアではない。パワーヒッターには物足りない感じだが、切り返しでタイミングが取りやすく仕上がっている。

リアルロフトが少ないので低めのライナー弾道が打ちやすく、ヘッドもシャフトも左へのミスを軽減する仕上がり。シャフトが軟らかめなのが少し気になるが、ここ一番での左のミスを減らしたいアスリートゴルファーと相性が良さそうだ。

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ミズノ
クラフトマンシップのこだわりを継承
発売日:2010/11/12 参考価格: 86,400円