マーク金井の試打インプレッション

コブラ S3 ドライバー

2011/02/22 10:00

構えてみると?

460ccのヘッドは大きく安心感がある

今回試打するのはコブラのメインモデルのとなるS3。S2からのモデルチェンジとなるが、まず目に付くのがディープフェース。最近はシャローフェースを採用するモデルが多いだけに、一際フェースが分厚く見える。定規で計測すると約61ミリ。ここ1年間試打しているドライバー中でも一番分厚い。加えて、フェースは真っ平ら。通常、ドライバーのフェースは丸み感が付けられているが、このS3にはそれがほとんどない。ドライバーなのに、アイアンを構えているような感じになっているのである。

ヘッドは奥行きが深い丸型形状。見た目は重心が深そうに感じるデザイン。クラウンマークはもちろんコブラお馴染みの「キングコブラ」模様。ソールは黒と黄色とシルバーの色使いで、力強さ、精悍なイメージをアピールしている。

ネックは細くてスッキリしているが、シャフトが脱着できるカートリッジ式。「オープン」「ニュートラル」「クローズド」3タイプのフェースアングルを選べるようになっている。

純正シャフトは「モトーレS3」、カラーリングは派手なイエロー。フジクラのモトーレだがコブラのオリジナル設計だ。試打シャフトはSR。中間部分が大きめにしなる。ディープフェースで迫力満点なS3。どんなゴルファーとマッチするのかじっくりテストしてみたいと思う。

打ってみると?≫
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コブラ
3方向に可変可能なディープフェース
発売日:2011/02/18