マーク金井の試打インプレッション

キャロウェイゴルフ LEGACY APEXドライバー

2011/03/01 10:00

打ってみると?

試打クラブは9.5度。シャフトは純正のスピードメタリックス。ヘッドはリアルロフトが10.5度でフェースアングルは-1.5度。46.25インチ表示だが、実測は45.75インチ(ヒールエンド計測)。クラブ重量は289.7gでバランスがD1.5。硬さの目安となる振動数は251cpm。アスリート向けのSと言うよりは、アベレージ向けのSと言った感じだ。ワッグルすると手元が比較的しっかりており、中間から先端側がヒュンとしなる。

シャフトに合せて、まずは軽めにスイングしてみると・・・「カキーン」と球離れが速い金属音とともにボールが力強く飛び出す。これまでの「LEGACY」はボールを包み込む感触があったが、3代目は弾く感触が手に伝わる。そしてボールはやや高めに打ち出され、キャリーが出やすく飛んで行く。ヘッドが軽い感じがするのが少し気になるが、長尺効果で初速もしっかり出て飛距離を稼げる。

フェース中央よりもほんの少し上で捕えると、スピン量は2500~2800回転。重心が低い割にはスピンが減り過ぎない。ヘッドの挙動はニュートラルそのもの。真っ直ぐ打てば真っ直ぐ飛ぶ。アウトサイド・インにカットに打てばスライス、インからあおって打てばフックが打てる。メーカー意図通り、重心距離が短めで操作性が非常にいい。

純正のS(スピードメタリックス)は手元が硬めで、中間から先が大きくしなるタイプ。手元がしっかりしているので、ダウンでタメを自分で作れる人向けだ。トルク感が大きめなので切り返しでは粘り感があり、インパクトゾーンではヒュンとヘッドが走ってヘッドスピードが上がる。ヘッドスピードを46m/s以上にして打つと、切り返しでシャフトがしなり過ぎてタイミングが少し取りづらくなるが、ヘッドスピードを42~44m/sぐらいで打つとドンピシャ。適度なしなりでタイミングが取りやすく、しなりを利用してヘッドを走らせることができた。

2代目のレガシータイプSに比べると、今回のApexは高弾道でキャリーを稼げる。そして長尺効果で飛距離も稼げる。長尺と相性がいいゴルファーが使えば、初速アップで飛距離アップが狙える。フェースを返しやすいのでフッカーだけでなく、スライサーにも扱いやすいドライバーだ。

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キャロウェイ
伸びのある高弾道
発売日:2011/01 オープンプライス