マーク金井の試打インプレッション

ダンロップ Miyazaki KUSALA

2011/03/08 10:00

シャフトを計測してみると?

BLUEシャフト全体の剛性をチェック。「5544」と剛性の変化が少ないだけあって、全体が素直にしなり、癖の少ないシャフトだ

スペック計測してみると・・・60g台のSで揃えても重量が微妙に異なり、剛性分布についてもハッキリとした違いが出ている。一番軟らかいのが中調子のブルー(振動数256cpm)、続いて先中調子のシルバー(振動数269cpm)。そして一番硬いのが手元調子のブラック(振動数263cpm)。振動数的には2番目なのにブラックが一番硬く感じるのは、センターフレックス値がシルバーよりも1割以上硬いからだ。

「miyazaki Kusala」シリーズは、同社が独自で提案しているインターナショナルフレックスを表記している。これはシャフト先端からそれぞれ36、26、16、6インチの位置の硬さを数値化(0~9)し、4桁の数字をシャフト本体先端部分に表記。これで比較すると、ブラックが「3566」、ブルーが「5544」、シルバーが「5633」となる。ブラックは手元から先端にかけて硬くなっており、ブルーはシャフト全体の硬さの変化量が少ない。そしてシルバーはブラックとは逆に、手元から先端に向かって軟らかく設計されている。

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※今回試打したシャフトスペックは下記のとおり。
(ヘッドは「ニッケント リボルバー4DX」を使用。ヘッド重量200g、接着寸32mm、長さ45インチで統一)

SILER 61(S)(重さ315.4g、バランスD0.5、振動数269cpm、センターフレックス値4.44)

BLUE 61(S)(重さ311.4g、バランスD0、振動数256cpm、センターフレックス値4.10)

BLACK 61(S)(重さ314.9g、バランスD1、振動数263cpm、センターフレックス値5.11)

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