マーク金井の試打インプレッション

コンポジットテクノ ファイアーエクスプレス LIGHT 45

2011/06/14 10:00

シャフトを計測してみると?

F1の振動数は218cpmと、アフターマーケットのシャフトの中では非常に軟らかい

スペック計測してみると・・・F1が硬い方の設定だが、46インチで組み上げたことを差し引いてもフレックスはかなり軟らかめ。振動数は218cpm。これはアマチュア向け市販ドライバーのRと同じか、やや軟らかめだ。F2はさらに軟らかく、振動数は212cpm。この数値から考えると、一般男性よりもシニアゴルファー、レディスゴルファーを強く意識しているのだろう。

メーカー側の資料によると、軽量シャフトに有りがちな過度の遊び感やボール初速の低下を防ぎ、ゴルファーそれぞれのヘッドスピードに対応する最適な“しなり戻り”を演出。低スピード帯では比較的大きな打ち出し角を可能にし、高い弾道を実現。一方、中スピード帯ではスピン量の少ないパワーの乗った力強い弾道を実現すると謳っている。

剛性分布(硬さの変化の分布)については、センター部分がかなり軟らかいのが特徴。スペックにもそれがハッキリと現れ、F1のセンターフレックス値は2.63kg。F2は2.54kg。振動数同様、センターフレックス値も低めに設定されている。これにより、ワッグルするとシャフトはムチのようにグニャリと大きくしなる。

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※今回試打したシャフトスペックは下記のとおり。
(ヘッドは「マグレガー マックテック DS101 ブルー」を使用。ヘッド重量196g、接着寸33mm、長さ46インチで統一)

F1:長さ46インチ、重さ300.4g、バランスD0.5、振動数218cpm、センターフレックス値2.63kg

F2:長さ46インチ、重さ298.7g、バランスD0、振動数212cpm、センターフレックス値2.54kg

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長尺に合わせたシャフトの挙動
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