アダムスゴルフ スピードラインF11 ドライバー
2011/07/05 10:00
構えてみると?
アダムスゴルフの最新モデルとなるスピードライン F11ドライバー。体積は460CCとポピュラーだが、デザインはオリジナリティに溢れている。トウ側に膨らんだ洋なし型のクラウン後方には同心円のような感じでスリットが3本。ソール側も同じ形状のスリットが3本刻まれている。メーカー側の資料によると、このスリットによりインパクトゾーンで空気抵抗が約35%軽減されるそうだ。好みは分かれそうだが、個性的なデザインを求める人にはアピール度の高さが際立っている。
もうひとつ目を引くのがフェース面とネックのつながり。この部分が一体化するように無塗装で仕上がっており、これによりフェース面が大きく見える。ネックの下側までフェースになっているかのように感じるので、打点がバラつきやすい人には、安心感がある顔付きだ。
フェースの厚みは約55ミリ。シャローでもディープでもなく、ヘッドの大きさとのマッチングが良い。バックフェース側は薄くてシャロー。重心を低くする意図が窺える。長さは45.875インチ(メーカー値)と、やや長めの設定だがクラブ重量は311gと適度な重さになっていて、国内メーカーのドライバーに比べると重量感がある。どんな球筋が出やすいのか?どんなゴルファーと相性が良いのか?じっくりテストしてみたいと思う。