マーク金井の試打インプレッション

藤倉ゴム工業 Motore XD410

2011/08/09 10:00

シャフトを計測してみると?

手元から中間部分の剛性が高いのが特長的で、しっかり叩きに行ける

スペック計測してみると・・・46インチで組み上げても硬めだ。Rで振動数が246cpm。これはアマチュア向け市販ドライバーのSと同じぐらいだ。Sの振動数は263cpmでXのは279cpm。振動数からも分かるように、明らかにプロ、アスリート向けのシャフトである。ちなみに、硬さはXX、そしてXXXもラインアップされている。飛距離を競うドラコン選手も対象ユーザーとして強く意識しているのだろう。

その証拠にメーカー側の資料でも、スピードを高めていくスイングにも自在に追随してくれる素直なシャフト挙動で、積極的に叩きに行けると謳われている。剛性分布(硬さの変化の分布)については、手元剛性が硬いのが特徴。ちなみに、Rのセンターフレックス値は4.12kg。Sが4.68kgでXが5.45kg。振動数同様、センターフレックス値もやや高めに設定されている。ワッグルしてみても手元から中間部分はかなりしっかりしている。今回は長尺対応シャフトということもあり試打クラブはすべて46インチで組み上げた。

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※今回試打したシャフトスペックは下記のとおり。
(ヘッドは「マグレガー マックテック DS101 ブルー」を使用。ヘッド重量196g、接着寸33mm、長さ46インチで統一)

R:重さ304.0g、バランスD3.0、振動数246cpm、センターフレックス値4.12kg

S:重さ304.2g、バランスD3.0、振動数263cpm、センターフレックス値4.68kg

X:重さ308.4g、バランスD3.5、振動数279cpm、センターフレックス値5.45kg

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