クリーブランド ランチャー スーパーライト290 ドライバー

クラブを計測してみると？

ライ角は59.5度と平均的だが、フェース角は＋0.5度。リアルロフトは11.75度（9度表示）見た目よりはフックフェースの度合いが少ない。個体差の影響かも知れないが、ネックが左に傾いた感じになっていることが、フックフェースに見える度合いを増しているのかもしれない。重心距離は40ミリ以上ありそうで、スイング中にヘッドが返りづらい。重心アングルも20度と少ないのでヘッドがシャープに返るタイプではない。

シャフトは中間部分の剛性が低い粘り系。トルクはメーカー値で5.9と多めで、実際スイングしていてもねじれを感じる。また、ヘッドスピードを46m／s以上に上げていくと、トルクの大きさが影響してフェースが返りづらくなってくる。純正Sシャフトの振動数は254cpm。アベレージ向けのSシャフトにしては、やや硬めの設定だ。長さはメーカー値、実測値とも45.875インチ。クラブ重量は300.7グラムでバランスはD2.5。45インチ換算すると310g前後。30～55歳ぐらいで、体力が平均的、もしくは平均を上回るゴルファーにちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ