マーク金井の試打インプレッション

アキラプロダクツ ADR ドライバー(2007年モデル)

2007/08/21 10:00

構えてみると?

ADRの特徴は面長フェース。打点のばらつくゴルファーと相性がよさそうだ

460cc級ドライバーも種類が増えてきたが、ADRの特徴は面長フェース。トウ&ヒール方向に広がったフェースは、ミート率に不安を抱える人に安心感が大きい。また、フェース厚は約56ミリとややシャローであり、この効果でアドレスした時にボールが上がりやすく感じる。この2つの特徴から察するに、ADRの対象ユーザーは、打点のバラツキに悩むアベレージゴルファーと相性がよさそうだ。

ヘッド形状は奇をてらったところがなく、極めてオーソドックス。新製品を購入したというドキドキは味わえないが、長く付き合いやすいデザインだ。ソール形状もごくごくシンプルで派手さはないが、ヒール側に2個のタングステンが埋め込まれている。

460cm3で面長フェースに作るとスイートエリアを広げやすいが、反面、重心距離が長くなってヘッドの操作性が鈍感になりやすい。見た目通り、ミスに強いかどうかじっくりテストしてみたいと思う。

打ってみると?≫
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