ダンロップ スリクソン ZR-700 ドライバー
2007/08/07 10:00
構えてみると?
ZRシリーズとして2代目となるZR-700。フェースの厚みは初代同様、約58ミリ。厚すぎず薄すぎずだが、バックフェース側はかなりディープな形状をしている。直方体に見えるぐらいハイバックで、非力な人よりも、ハードヒッターが構えやすい形状だ。そして、このハイバックの影響で投影面積は小さめ。初代よりも体積アップしてもヘッドが大きく見えない。やさしさよりも、プロ、上級者が好むシャープ感、操作性を意識しているのだろう。
アスリート向けモデルあって、ロフト9.5度のフェースは完全スクエア(0.5度オープン)。対してロフト10.5度の方はややフックフェース(1.25度フック)ロフトによって、フェースアングルがかなり異なっている。アスリート向けドライバーだが、ロフトによって対象ゴルファーを変えているのかも知れない。
ワッグルすると、SR、Sともアベレージ向けドライバーに比べるとしっかりした感じ。初代ZR-600よりも、若干、手元側の剛性を上げてきている感じがする。ただし、しなり感は前作同様、先端側がしっかりしている手元調子だ。クラブを見る限りでは、初代ZR-600よりも「しっかり感」が増している。実際のフィーリングはどんなものかじっくりテストしてみたい。