マーク金井の試打インプレッション

プロギア iD435ドライバー(2011年モデル)

2011/09/20 10:00

構えてみると?

体積は435ccと流行のちょい小ぶり。ハイバッグ形状で低スピン弾道が打ちやすく、操作性に優れている

昨年登場した「iDシリーズ」。今回はその第2世代となるモデル。初代同様、ヘッドは2種類ラインアップされており、試打するのは体積が小さい方の「iD435ドライバー」(体積435CC)。前作同様、ヘッドは塊感があって小ぶり。丸型形状のヘッドはトウ側とヒール側がほぼ均等に膨らみ、シャフトとフェース面のつながりも非常に美しい。

フェースの厚みは約53ミリ。厚過ぎないので低いティアップで打ちたくなる。バックフェースはプロ、アスリート好みのハイバック。構えた時、球筋を打ち分けたくなるような顔付きだ。ソールのデザインは前作とガラッと様変わりしてデコラティブ。バックフェース側にはフォログラム加工されたバッジも付いてる。好みは分かれそうだが、高級感を出そうとしているメーカー側の意図が窺える。フェースの向きは完全スクエア。そしてアスリート向けだけあってリアルロフトが少ない。長さも45インチと標準的。

ヘッドの形状は初代モデルと酷似しているが、モデルチェンジには必ず理由がある。どんな球筋が打ちやすいのか?どんなゴルファーと相性が良いのか?じっくりテストしてみたいと思う。

打ってみると?≫
1 2 3 4 5
プロギア
人間の感性と試打データを融合
発売日:2011/11 オープンプライス