マーク金井の試打インプレッション

ロイヤルコレクション SFD Black ドライバー

2011/10/25 10:00

構えてみると?

ヘッドの色はブラックで引き締まった印象だが、シャロー形状のため、やさしさが垣間見れる

1992年の誕生以来、ロイコレの愛称で親しまれ、ツアープロや上級者が信頼を寄せるブランドとして名を馳せる「ロイヤルコレクション」。その最新作となるのがSFD Black ドライバー。ヘッド色は名前が示す通りブラック。SFDはやさしさ重視だが、今回のBlackもそのコンセプトを引き継いでいる。体積は455CC。フェースの厚みは約54ミリ。フェースは面長形状でヘッドは奥行き方向に広がっている。シャローバックなので、重心を下げつつ慣性モーメントを拡大したい(スイートエリアを広げたい)意図が窺える。

ソールデザインはロイコレならではの馬蹄型。そして小さい文字で「SUPER FAIRWAY DRIVE」のメッセージが刻まれている。ミスヒットに強く安定した飛距離と方向性を狙っているのだろう。メーカー資料によるとフェース向きは「ややフック」となっているが、構えると左を向いた感じはしない。このあたりも顔にこだわるロイコレならではのデザインだ。

クラブの長さは45.5インチ。やや長めの設定だが、クラブ重量は307g(メーカー値、純正Sシャフト)。適度な重量感があるので、幅広いゴルファーが扱いやすく仕上がっている。ロイコレの最新モデルとなるSFD Black ドライバー。やさしさと飛びのバランスはどうなっているのか?じっくりテストしてみたいと思う。

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ロイヤルコレクション
飛距離重視のオールラウンドタイプ
発売日:2011/09 オープンプライス