マーク金井の試打インプレッション

ダンロップ ゼクシオ セブン ドライバー

2011/11/22 10:00

クラブを計測してみると?

シャフトはやや軟らかい設定。普段のフレックスより少し硬めをチョイスしたほうがいいいかも

フェース角は?0度。ライ角度は前作同様60.5度とアップライト。捕まりに影響する重心アングルも25度とやや大きめだ。ヘッド体積はルール最大級の460CCだが、重心距離は見た目よりも短めなのだろう。スライサーがドローを打てるほどではないが、大型ヘッドのわりにはヘッドが返りやすく感じる。ただし、7代目は6代目に比べると、スライサーへのお助け度は控えめだ。

純正のMP-700は前作のMP-600と比較すると、明らかにシャフトがしなるポイントが変わった。手元から中間部分の剛性が低くなり、切り返しでシャフトのしなりが感じやすくなっている。トルクは4.6度から5.6度と1度増えた。適度なねじれ感があるので、スイングが乱れてもタイミングが取りやすくなっている。長さはメーカー値、実測値とも45.5インチ。クラブ重量は純正Sで286.7グラム。45インチ換算にすると290~292グラムぐらいか。60歳台で体力が平均的なゴルファーに扱いやすいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトMP-700(S)
ロフト(度)9.59.5
リアルロフト(度)11.2511.25
ライ角(度)60.560.5
フェース角(度)±0±0
長さ(インチ)45.545.5
振動数(cpm)239239
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ダンロップ
打ちやすく、ボールスピードアップ
発売日:2011/12 オープンプライス