ピン i20 ドライバー
2012/05/29 10:00
構えてみると?
ピンのアスリート向けブランドであるiシリーズ。前作i15からほぼ2年ぶりのモデルチェンジとなったが、まず目を引くのがカラーリング。ヘッドはつや消し処理がなされたマッドブラック。白いヘッドとは違った意味で存在感を強烈にアピールしている。体積は同社のG20同様に460CC。だが構えると‥‥一回り以上小さく感じる。ブラック塗装の効果は絶大で、プロ、アスリートゴルファーが好む引き締まったサイズに見える。
フェースは面長でディープ。定規で測ってみると、フェース厚は59ミリ強もあった。ヘッドシェイプはバックフェースの絞り込みが強い三角形。そして強いシャローバック。ソールのバックフェース側には19gものタングステンが埋め込まれており、重心を深く、そして低くする設計がなされている。
フェースの向きはオープン。構えた時にフェースがやや右を向く。スライサーよりもフッカーが構えやすい顔付きだ。長さは45インチと標準的だが、i20の特長は何と言っても重たいヘッド。ヘッド重量は200gを越えている。どこからどうみても、プロ、アスリートゴルファー向けに作られているi20。どんな球筋が出やすいのか?どんなゴルファーと相性が良いのか?じっくりテストしてみたいと思う。