マーク金井の試打インプレッション

クレイジー ロイヤルデコレーション

2012/06/05 10:00

クラブを計測してみると?

ヘッドが遅れないでインパクトが間に合う

Rの振動数は218cpm。Sが239cpm。どちらもアフターマーケット用のシャフトとしては非常に軟らかい設定だ。SとRの振動数の差は約20cpm。SRが設定されていることを考えると、フレックスごとに10cpmの差をつけているようだ。

シャフト全体では軟らかい設定。通常は軟らかいシャフトを選ぶとシャフトが撓り戻りきらずに右へ抜ける事が多いが、ロイヤルデコレーションシャフトの特徴として撓り戻りが早い為、ヘッドが遅れないでインパクトが間に合うとのこと(メーカーコメント)。そして46インチが最もパフォーマンスが出るとアピールしている。

剛性分布(硬さの変化の分布)については、手元側と先端部分がかなり軟らかく、中間部は若干硬めだ。軟らかくても頼りなさを感じさせず、弾き感が出るように仕上がっている。46インチを推奨しているので、今回は46インチで試打クラブを組み上げた。

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